タグ:レアメタル
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レアメタルの使用量を10分の1に抑えた、グリーン水素製造のための高性能水電解技術
韓国科学技術研究所(KIST)の研究チームが、グリーン水素製造のためのプロトン交換膜型水電解装置(PEMWE)に使用するレアメタル量を大幅に削減できる技術を開発した。 同研究成果は2023年3月9日、「Applie…詳細を見る -
流出油の処理やレアメタルの回収も――汚染水を飲料水に変えるスポンジを開発
ノースウェスタン大学の研究チームは、汚染水から鉛などの有害性重金属やコバルトなどのレアメタルを捕捉/回収する、再利用可能なスポンジを開発した。研究成果は『ACS ES&T Water』誌に2023年5月10日付で公開され…詳細を見る -
海底からレアメタルを採取する、自律型水中ドローン「EUREKA 1」
カナダのImpossible Metalsは、生態系に大きなダメージを与えることなく海底のレアメタルを採取する技術を開発している。同社は2022年12月6日、自律型水中ロボット「EUREKA 1」が、選別的に鉱物を採取す…詳細を見る -
「天然深共晶溶媒」による環境負荷の少ないレアメタルリサイクル技術を開発 GSアライアンス
GSアライアンスは2022年12月26日、有毒な酸や有機溶媒を使わず「天然深共晶溶媒」を用いてレアメタルをリサイクルする技術を開発したと発表した。 EVや携帯電話などの普及に伴い、リチウムイオン二次電池を構成するレ…詳細を見る -
ジュネーヴ大学がリチウムイオン電池に替わるナトリウムイオン電池を開発
スマートフォンや電気自動車などの充電池として広く使われているリチウムイオン電池は、材料のリチウムがレアメタルであるため、将来にわたり安定した材料供給がなされる保証がない。そこでリチウムに替わる材料として、注目されているの…詳細を見る -
コストは従来の100分の1以下――MIT、水の電気分解速度を高める安価な触媒材料「MHOF」を開発
MITを中心とする研究チームは、安価で豊富な成分からなる新しいタイプの触媒材料「金属水酸化物−有機構造(MHOF)」を開発した。この材料は、特定の化学プロセスのニーズに合わせて触媒の構造と組成を正確に調整でき、既存の高価…詳細を見る -
特定のレアメタルのみに依存しないリチウム蓄電池正極材料の合成に成功 東北大
東北大学は2022年4月12日、同大学金属材料研究所の研究チームが、特定のレアメタルのみに依存しないリチウム蓄電池正極材料の合成に成功したと発表した。 リチウム蓄電池の正極材料には、一般的にLiMO2 (M:遷移金…詳細を見る -
レアメタル供給不足の解消も――MIT、低コストでクリーンな選択的分離法を開発
MITの研究チームが、鉱物資源やリサイクル材からコバルトやリチウム、レアアースなど貴重なレアメタルを選択的かつ経済的に分離する新プロセスを開発した。固体状態の硫化反応を活用し、金属酸化物の混合状態から特定金属の硫化物を選…詳細を見る -
電子廃棄物からリサイクルされた東京2020大会のメダル
携帯電話などの電子廃棄物は、全世界で毎年5000万トン発生していると言われている。これらの廃棄時に排出される有毒ガスは地球環境に被害を与え、国際的な問題となっている。その一方で、電子廃棄物にはレアメタルなどの有用資源が含…詳細を見る -
テルル薄膜を使用した高速電子デバイス用材料を開発
アメリカのパデュー大学電子コンピューター工学科のPeide Ye教授と同大学産業工学科のWenzhuo Wu准教授は、レアメタルであるテルルの二次元薄膜を使い、大電流を流せるコンピューターチップ用トランジスターを作製した…詳細を見る