タグ:学術
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6接合太陽電池を使ってエネルギー変換効率の世界記録を更新
アメリカの国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、太陽電池のエネルギー変換効率において2つの世界記録を樹立したと発表した。6種類の材料を積層した「6接合太陽電池」を開発し、集光型で47.1%、非集光型で3…詳細を見る -
金属表面の殺菌作用を高めるレーザー加工技術を開発
銅には殺菌作用があることは昔から知られていて、排水溝のストレーナーやたわしなど日用品にも使用されている。米パデュー大学の研究チームは、レーザーを使って銅の表面を特殊加工すると、さらに殺菌効果を上げられることを見出した。研…詳細を見る -
ロッキード・マーティンのレーザー兵器システム「HELIOS」、米ミサイル駆逐艦への搭載に向けて試験中
ロッキード・マーティンは2020年3月11日、アメリカ海軍と開発を進めているレーザー兵器システム「High Energy Laser with Integrated Optical-dazzler and Surveil…詳細を見る -
バクテリアで二酸化炭素を燃料に変える――人工光合成バイオハイブリッドシステムを開発、将来の火星探査も視野に
カリフォルニア大学バークレー校、ローレンスバークレー国立研究所の研究チームは、バクテリアとナノワイヤを組み合わせた人工光合成システムから、効率的に有機化合物を生産する技術を開発した。二酸化炭素と水から、燃料や薬品の原料と…詳細を見る -
ダイヤモンドよりも強固なカーボンナノ構造体の作製に成功
米カリフォルニア大学(UC)アーバイン校は、2020年4月13日、板状ナノ格子構造、すなわち、ナノメートルサイズのカーボン構造体を設計し、その材料の製造に成功したと発表した。強度と硬度を検証したところ、多孔質材の理論値上…詳細を見る -
軽量高剛性ガラス繊維の物性を予測する機械学習アルゴリズムを開発
多様な添加酸化物を含有する10万種類のSiO2系ガラスの、密度と弾性率を正確に予測できる機械学習アルゴリズムが、ミシガン大学の研究チームによって開発された。自動車や風力タービンに用いられる繊維強化複合材料に向けて、軽量で…詳細を見る -
医療崩壊を防ぐためのアルゴリズム――新型コロナウィルスと闘う医療スタッフ向けの意思決定ガイドラインを公開
スタンフォード大学の外科研究チームが、新型コロナウィルス感染症COVID-19から、非常緊急手術室の医療スタッフを守り、個人用防護具(personal protective equipment:PPE)の合理的な使用を判…詳細を見る -
MIT、原子を使って分子を絶対零度近くまで冷却する方法を発見――分子ベースの量子コンピューティングを可能にする技術
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2020年4月8日、ナトリウムリチウム分子を200ナノケルビンまで冷却する方法を発見したと発表した。200ナノケルビンは、絶対零度をほんのわずかに上回る程度の極低温だ。研究成果は、…詳細を見る -
極薄フラットレンズを用いたフォーカスフリーカメラを開発
ユタ大学が、厚さ約1000分の1インチの単レンズを使用して、フォーカシング不要のカメラを作成した。この成果は、2020年3月20日に刊行された『Optica』に掲載された。 スマートフォンでも顕微鏡でも、カメラのレ…詳細を見る -
セルロースベースの3Dプリントにより、複雑な形状を造形する技術を開発
スイス連邦工科大学チューリッヒ校(ETH)とスイス連邦材料試験研究所(Empa)の研究チームは、従来よりもセルロースを多く含んだ複雑な造形物を簡単に3Dプリントする方法を開発したと発表した。直接インク書き込み(DIW)法…詳細を見る