タグ:二酸化炭素
-
二酸化炭素を触媒により活物質として利用した、新しいレドックスフロー電池を発表 産総研と京大
産業技術総合研究所(産総研)は2023年10月4日、京都大学と共同で、新しいレドックスフロー電池を開発したと発表した。触媒を介した二酸化炭素とギ酸塩のレドックスを利用している。 出力部と容量部が独立し、出力/容量設…詳細を見る -
バングラデシュの米農家を助ける――水や燃料の節約に貢献するNASAの衛星観測データ
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2023年8月3日、同局の衛星観測データが、バングラデシュの米農家の水や燃料の節約に貢献すると発表した。 人口約1億7000万人のバングラデシュにおいて、米は欠かせない作物であり、そ…詳細を見る -
欧州、EVの急速充電ステーションを60kmごとに設置を義務付けへ
欧州理事会は2023年7月25日、欧州全域における急速充電および水素ステーションの増設に向けた新法案を採択した。 採択された「代替燃料インフラ規則(AFIR:Alternative Fuel Infrastruct…詳細を見る -
ハライドペロブスカイト太陽電池技術を使い、水から水素をつくる効率を高める
韓国光州科学技術院を中心とする共同研究チームが、有機金属ハライドペロブスカイト太陽電池による水の電気分解に向けて、分解効率を高める電極構造を考案した。陽極内部で発生する光生成電荷キャリアの再結合による損失を抑制し、電気分…詳細を見る -
廃棄木材を鋼鉄並みの素材に再生する、DARPAの「WUD」プログラム
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は、廃材や段ボール、紙などのセルロース系廃棄物を再利用し、軽量で強度の高い素材に作り変える「WUD(Waste Upcycling for Defense)」プログラムを推進してい…詳細を見る -
仏Stellantis、小型で安価なEVを可能にする新型バッテリーシステムを発表
仏StellantisとSaft、フランス国立科学研究センターの研究チームが2023年7月20日、4年にわたる共同研究プロジェクトの成果として、インバーターと充電器の機能を統合した二次電池システムを発表した。統合により効…詳細を見る -
二酸化炭素にのみゲートを開いて吸着する、フレキシブル多孔性材料を発表 京都大学アイセムス
京都大学アイセムスの北川進特別教授らの研究グループは2023年8月2日、中国同済大学と共同で、さまざまなガス分子の中から、二酸化炭素(CO2)に対してのみゲートを開いて吸着するフレキシブル多孔性材料を発表した。これまで未…詳細を見る -
ケンブリッジ大、太陽光をエネルギーに、クリーンなアルコール燃料を生成する技術を開発
ケンブリッジ大学の研究グループは、光合成の過程を再現して、二酸化炭素と水から液体燃料を生成する太陽光技術を開発した。生成物は、既存の航空機や自動車にそのままで使えるアルコール燃料として利用できる。研究成果は、『Natur…詳細を見る -
大型航空機も飛ばせる――MIT、メガワット級の電動モーターを開発
航空業界の膨大な二酸化炭素排出量は、電動化によって大幅に削減される可能性があるが、今までのところ小型の電動航空機しか実用化されていない。これらに使用される電気モーターは数百キロワットの出力を発生するが、民間旅客機のような…詳細を見る -
二酸化炭素を常温常圧で固体に――クラスレートを使った回収技術を開発
大気に拡散した二酸化炭素(CO2)を回収する技術は、温室効果ガスの削減に向けて注目されている。メタンハイドレードは、CO2などの気体分子を高圧下で捕捉、封じ込めることができるとして研究されている。しかし、この条件を実験室…詳細を見る