タグ:京都大学
-
キロアンペア級の交流電流を流せる、高温超伝導ケーブルを開発 京大と古河電工
京都大学と古河電気工業は2023年9月15日、交流の大きな電流を流すことができ、内部で発生する交流損失が小さい高温超伝導集合導体「SCSCケーブル」を開発したと発表した。ケーブルを使った実験では1kAの交流の電流を流し、…詳細を見る -
67年前に予言された、質量ゼロの電気的に中性なプラズモン「パインズの悪魔」を観測
米イリノイ大学を中心とした研究チームが、ストロンチウム・ルテニウム酸化物(Sr2RuO4)という金属で、67年前に予言された「パインズの悪魔」の観測に成功した。同研究成果は2023年8月9日、「Nature」に掲載された…詳細を見る -
日本の創薬ベンチャー、「永久歯の再生」に向けた治験を開始
歯科領域における日本の創薬ベンチャーであるトレジェムバイオファーマは、歯の発生過程に関わる「USAG-1遺伝子」を抑制する中和抗体によって、歯が欠如した「無歯症」のモデル動物の欠損した歯が再生することを明らかにした。 …詳細を見る -
溶融塩電気めっきの実用化に向け、新たな溶融塩を開発 京都大
京都大学は2023年7月20日、塩の高い水溶性と高いめっき能力の両方を兼ね備えた溶融塩を開発し、シリコン、チタン、タングステンのめっきに成功したと発表した。溶融塩は電気化学的に安定し、さまざまな金属を電析できるため、金属…詳細を見る -
電子誘電体が圧電性と強誘電性を持つことを実証 名古屋工業大、京都大学ら
名古屋工業大学は2023年7月14日、同大学、京都大学、オックスフォード・インストゥルメンツらの研究グループが東京工業大学、九州大学と共同で、電子誘電体とよばれる酸化物の一種であるTmFe2O4という物質を使い、この物質…詳細を見る -
バイオエタノールから100%の電解効率で、電気エネルギーを獲得できる燃料電池を開発 京大と阪大
京都大学は2023年6月2日、同大学大学院農学研究科と大阪大学の共同研究グループが、バイオエタノールから100%の電解効率で電気エネルギーを獲得できる、燃料電池を開発したと発表した。 低炭素社会を目指す中で、化石燃…詳細を見る -
宇宙空間における約10ヶ月間の木材試験体の曝露実験が完了――木造人工衛星に使用可能であることが判明 京大と住友林業
京都大学および住友林業は2023年5月16日、ともに2022年3月より取り組んできた「国際宇宙ステーション(ISS)での木材の宇宙曝露実験」において、約10ヶ月間にわたる宇宙空間での木材試験体の曝露実験が完了したと発表し…詳細を見る -
1nm幅の半導体ナノ量子細線を作製する手法を発見――長さは1μm以上にも及ぶ 東大ら
東京大学は2023年5月8日、京都大学および独フランクフルト大学と共同で、グラファイト基板上に、半導体のナノ量子細線を作製する手法を発見したと発表した。 半導体ナノテクノロジーにおける微細加工技術は、すでに限界に達…詳細を見る -
ペロブスカイト太陽電池を高性能化する三脚型PATATを開発――23%の光電変換効率を達成 京大ら
京都大学は2023年3月27日、同大学および千葉大学、九州大学、北海道大学の研究グループが、ペロブスカイト太陽電池の高性能化を可能にする三脚型の正孔回収単分子材料(PATAT)を開発したと発表した。 ペロブスカイト…詳細を見る -
一つの超短レーザーパルスで、ダイヤモンド量子センサ源をmmレベルの広域で形成 京大と東海大
京都大学は2023年3月15日、同大学化学研究所と東海大学の研究グループが、一つの超短レーザーパルスをダイヤモンドに照射し、窒素-空孔(NV)中心をmmレベルの広域で形成したことを発表した。一つのパルスで、従来の100倍…詳細を見る