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独自の酸化膜形成方法でSiCパワー半導体の高品質化に成功――SiCを酸化せずに表面に良質の酸化膜を形成 京都大学ら
京都大学は2020年8月24日、東京工業大学と共同で、SiCパワー半導体を高品質化する独自のSiCの酸化膜形成方法を開発したと発表した。 現在多くの半導体パワーデバイスにはシリコン(Si)が使用されているが、電気の…詳細を見る -
一方にのみ電気抵抗がゼロになる超伝導ダイオード効果を観測――エネルギー非散逸な電子回路の実現へ 京都大学
京都大学は2020年8月20日、非対称構造を有する超伝導人工格子において、一方向にのみ電気抵抗がゼロとなる超伝導ダイオード効果を初めて観測したと発表した。エネルギー損失の極めて小さい電子回路の開発への貢献が期待できる。 …詳細を見る -
六方晶窒化ホウ素からの光子の射出方向を解明――室温動作可能な高効率単⼀光子源の実現に道 京大
京都大学は2020年7月16日、特殊な偏光を持つレーザービームを用いて、六方晶窒化ホウ素(hBN)から発生した光子の射出方向を明らかにすることに成功したと発表した。今回の成果をもとに、hBNの方向を最適化し光ファイバと⼀…詳細を見る -
フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発――レンズ無しで高い分解能を発揮 京都大学と北陽電機
京都大学は2020年6月30日、同大学工学研究科の研究グループが北陽電機と共同で、フォトニック結晶レーザーを搭載した光測距システム(LiDAR)を開発したと発表した。同発表によると、世界初の成果だという。 同研究グ…詳細を見る -
レーザー光による固体内電子運動の操作で光の発生制御に成功――高次高調波光の偏光特性が操作可能に 京都大学
京都大学は2020年6月19日、波長の異なる強い近赤外のレーザー光パルスを半導体材料GaSeに同時に照射すると、可視から紫外光領域にわたって発生する高次高調波光の偏光特性を操作する方法を発見したと発表した。 近年の…詳細を見る -
平面状に広がる有機高分子が水から水素を生み出す光触媒として有用であることを解明 京都大学と独ドレスデン工科大学
京都大学は2020年6月16日、同大学工学研究科および化学研究所と独ドレスデン工科大学の研究グループが、二次元シート状に広がった骨格を有する有機高分子が効率的に光エネルギーを集め、正負の電荷を形成しながら水分子の分解を引…詳細を見る -
世界最高水準の耐久性を持つプロパン脱水素触媒を開発 北海道大学ら
北海道大学は2020年6月5日、京都大学および東京都立大学と共同で、高温条件下で世界最高水準の高い耐久性を示すプロパン脱水素触媒を開発したと発表した。 さまざまな化成品の原材料として利用されるプロピレンをプロパンか…詳細を見る -
物理学の未解決問題に道、超流動ヘリウム中の流れの可視化へ
名古屋大学は2020年4月10日、日本原子力研究開発機構、高エネルギー加速器研究機構、中性子科学センター、京都大学と共同で、可搬型の小型計測装置を開発し、超流動4Heに中性子ビームを照射することによって生成された4He2…詳細を見る -
化学反応経路を予測する理論計算で新規の凝集誘起発光色素(AIE色素)を開発 京都大学ら
京都大学 福井謙一記念研究センターは2020年4月8日、特定研究員の鈴木聡氏、東京工業大学、九州大学、大阪大学、仏ナント大学と共同で、理論計算による新設計法で凝集誘起発光色素(AIE色素)の開発に成功したと発表した。化学…詳細を見る -
ナノマシンにおける動作制限の条件を表現する不等式を発見――「ゆらぐ機械」の性能を特徴づける研究へ 京大と東北大
京都大学は2020年4月6日、東北大学と共同で、10nmほどの極小の機械が周辺の分子の影響を受けて相対的にゆらぎながら作動する「ゆらぐ機械」の、動作条件変更時の応答限界を表す不等式を発見したと発表した。 自然界にあ…詳細を見る