カテゴリー:技術ニュース
-
新超伝導体発見へのヒント――MIT、超伝導を引き起こす新しい「スイッチ」を解明
物質の中には、超低温に冷却されると構造が変化し、電気抵抗がゼロとなる超伝導現象を生じるものがあるが、この構造変化は「ネマティック転移(nematic transition)」と呼ばれている。 ネマティシティ(nem…詳細を見る -
3次元ランダム凝縮系における光の閉じ込めは可能か?
イェール大学を中心とする国際共同研究チームが、ナノからマイクロメートルサイズの粒子からなる3次元ランダム凝縮系に光を閉じ込められることを高速計算機実験で証明した。同研究は、レーザーや光触媒などへの応用に新たな可能性を拓く…詳細を見る -
脳血流量を検出するインイヤー型ウェアラブルデバイス――失神を予測
米スタートアップのSTAT Healthは2023年6月13日、頭部への血流量を24時間365日測定するインイヤー型ウェアラブルデバイス「STAT」を発表した。現在、予約注文が開始されている。 新型コロナウイルス感…詳細を見る -
超高圧合成での新規酸水素化物の合成に添加剤を加えることで成功――電池材料などへの応用に期待 東工大とQST
東京工業大学と量子科学技術研究開発機構(QST)は2023年7月26日、超高圧合成法により、ペロブスカイト型バナジウム酸水素化物SrVO2.4H0.6とSr3V2O6.2H0.8を合成したことを発表した。超高圧合成におい…詳細を見る -
3Dプリント手法により2種類の鋼を積層造形するバイメタル製造方法を考案
ワシントン州立大学(WSU)の研究チームが、2本の溶接トーチを用いた3Dプリント手法により、円筒形状の同一レイヤーの外側と内側に異なる2種類の鋼を積層し、さまざまな機能を発揮できる高強度バイメタルを作製する手法を考案した…詳細を見る -
チーターのように駆けるロボット――空気圧アクチュエーターがロボットに瞬発力を与える
チーターは、狩りをする時には驚異的な瞬発力と速度を発揮する。ケープタウン大学のロボット工学者たちは、チーターの解剖学的構造と力学の細部を研究し、ロボットにチーターのような性質を持たせようとしている。 電気モーターは…詳細を見る -
熱の流出入を高精度に計測できる、薄膜型フレキシブル熱流センサを開発 東京大学と日東電工
東京大学は2023年7月24日、同大学大学院理学系研究科と日東電工との共同研究グループが、熱の流出入を高精度に計測できる薄膜型フレキシブル熱流センサを開発したと発表した。 電子機器の熱制御には、従来温度センサを用い…詳細を見る -
フェライト磁石モーターの試作機で100kW超の出力を確認―― BEV、PHEVに適用可能 プロテリアル
プロテリアルは2023年7月24日、フェライト磁石モーターの実機を試作し、100kW超の出力が得られることを確認したと発表した。BEV(電気自動車)やPHEV(プラグインハイブリッド車)に適用可能な出力レベルとなっている…詳細を見る -
3Dプリントで推力70kNのロケットエンジンを製造――商業利用に向けた試験を開始
英Skyroraは、同社の3Dプリンター「Skyprint 2」を使用して、推力70kNのロケットエンジンを開発している。同社は2023年6月19日、商業打ち上げに向けた同エンジンの最新機の耐久試験を開始したと発表した。…詳細を見る -
GEがプロップファンエンジン復活へ――シミュレーションに世界最大のスパコンを利用
米General Electric(GE)は、CFM RISEと協力して、従来のターボジェットエンジンに比べて燃費を20%向上させた超高効率「プロップファン」エンジンの開発を発表した。 プロップファンはオープンロー…詳細を見る