カテゴリー:技術ニュース
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充電可能な非水マンガン金属電池の開発を促進する研究結果
中国科学技術大学の研究チームは2024年2月19日、マンガン金属蓄電池のための非水電解液を開発し、試作電池で実用性を示したと発表した。同研究成果は2024年1月31日に学術誌『Joule』に掲載された。 マンガン(…詳細を見る -
光の伝播方向を制御できる新素材を発見――ARやヘルステックを革新する可能性も
UAEのドバイを拠点とするディープテック企業XPANCEOが、グラフェンの研究でノーベル賞を受賞したマンチェスター大学のKonstantin S.Novoselov博士や、スペインのアラゴンナノ科学材料研究所との共同研究…詳細を見る -
水飲み鳥がヒント――水だけで発電する発電機を開発
香港理工大学と華南理工大学の研究チームは、科学を利用した古典的な玩具に着想を得て、水の蒸発で電子機器を駆動する発電機を開発した。水の蒸発を利用した従来技術と比べて、はるかに高い100V以上のエネルギー出力が可能だ。研究成…詳細を見る -
航空機エンジンのコンソーシアムが、SAFを100%使用したエンジン「V2500」のテストに成功
米RTX傘下の米Pratt & Whitney(P&W)は2024年3月18日、航空機エンジンの多国籍コンソーシアムであるInternational Aero Engines(IAE)が、100%持続可能な航空燃料(SA…詳細を見る -
1MHz以上の高周波領域で昇圧可能な高効率直流電源を開発――受動電子部品を最小化 神戸大学と台湾・国立中興大学
神戸大学は2024年4月1日、同大学大学院海事研究科と台湾・国立中興大学の共同研究グループが、受動電子部品を最小化し、1MHz以上の高周波領域で直流電圧を高昇圧する機能を搭載した高効率直流電源を開発したと発表した。 …詳細を見る -
雪かき不要――自己発熱して雪を溶かすコンクリートを開発
アメリカのドレクセル大学の研究チームが、コンクリートに相変化材料「PCM(phase change material)」を導入することによって、温度が氷点下に近づくとコンクリート自体を自発的に暖めて、表面上の雪や氷を溶か…詳細を見る -
英Superdielectrics、水性ポリマーベースのエネルギー貯蔵技術「Faraday 1」を発表
エネルギー貯蔵技術を開発する英Superdielectrics Groupは、2024年3月6日、電界(物理学)と従来の化学貯蔵(化学)を組み合わせた、水性ポリマーをベース素材とするハイブリッドエネルギー貯蔵技術「Far…詳細を見る -
米Pulsar Heliumのプロジェクト、評価井の掘削中に最大12.4%のヘリウム濃度を記録
ヘリウムの探査と開発を手掛ける米Pulsar Heliumは、2024年2月29日、アメリカのミネソタ州にあるTopazプロジェクトの評価井(油田やガス田の規模を調べるための坑井)「Jetstream #1」が、発表前日…詳細を見る -
高い走破性と耐久性が両立可能な、新型月面探査車用タイヤを開発 ブリヂストン
ブリヂストンは2024年3月29日、高い走破性と耐久性の両立が可能な新型の月面探査車用タイヤを開発したと発表した。 同社は、ラクダの足裏に着想を得た金属製の柔らかいフェルトをトレッド部の接地面に配置した、第1世代の…詳細を見る -
第一原理計算および機械学習を用いた、無機材料表面の電子構造の予測に成功 東京工業大学ら
東京工業大学と東北大学は2024年3月29日、東京工業大学および産業技術総合研究所が、量子力学の基本原理に基づいた理論計算である第一原理計算により生成した大規模な理論計算データ、および機械学習を用いて、無機材料表面の基本…詳細を見る