カテゴリー:ニュース
-
分子の明暗で情報を記録する「分子スイッチ 」を発見――記憶密度はHDDの100倍
イギリスのランカスター大学の研究チームは、現在のハードディスクドライブ(HDD)の100倍の容量が期待できる「分子スイッチ」を発見した。常温常圧でトランジスタのように動作し、コンピューターの実用的な記録媒体としてバイナリ…詳細を見る -
容易かつ選択的に半導体型カーボンナノチューブを分離する方法を発見――温度応答性高分子を用いた一液混合の分離手法 東邦大学と産総研
東邦大学は2020年7月13日、産業技術総合研究所と共同で、一液混合で簡便かつ直径の小さな半導体型カーボンナノチューブを選択的に分離する方法を開発したと発表した。 単層カーボンナノチューブ(SWCNT)は、グラフェ…詳細を見る -
薄型で伸縮自在なフルカラースキンディスプレイを開発――駆動/通信回路と電源を一体化 東大とDNP
東京大学の染谷隆夫教授の研究チームと大日本印刷(DNP)は2020年7月13日、薄型で伸縮性を持つフルカラースキンディスプレイを開発したと発表した。 現在、フィルム状のフレキシブル基板は広く使われているが、繰り返し…詳細を見る -
NOKIA、5G対応ベースステーション向け液冷システム技術を開発――高効率化でカーボンニュートラルを目指す
フィンランドのNOKIAは、2020年6月3日、同社の5G対応「AirScale Base Station」向けに液冷システム技術を開発したと発表した。 フィンランドの携帯電話会社Elisaと協力し、AirScal…詳細を見る -
日陰や室内でも発電できる、明暗差を利用する発電デバイスを開発
シンガポール国立大学の研究チームが、明るい領域と影になった領域の照度の差を利用して発電するデバイス「シャドウエフェクトエネルギージェネレーター(SEG)」を開発した。屋内でも電子機器に電力を供給できるというもので、研究成…詳細を見る -
偏光方式を採用、人の眼で識別できない情報を分光映像で可視化する高性能マルチスペクトルカメラシステムを開発 富士フイルム
富士フイルムは2020年7月9日、光学技術と最新の画像処理技術を結集させた高性能マルチスペクトルカメラシステムを開発したと発表した。本システムは、世界で初めて偏光方式を採用し、最大9つの波長に分光した映像(分光映像)を同…詳細を見る -
安全で大容量な全固体リチウム電池の新材料を開発――塩化物固体電解質を採用で安全な車載電池の実現へ 名工大
名古屋工業大学は2020年7月9日、高成形性の塩化物固体電解質材料による高エネルギー密度を有するリチウム金属電極の安定した充放電サイクルを実現したと発表した。全固体電池の高エネルギー密度化には、固体中をリチウムイオンが伝…詳細を見る -
未来の超薄型レンズは日の目を見るか――メタサーフェスを効率的に製造する新手法を開発
スウェーデンのチャルマース工科大学は、2020年6月11日、メタサーフェスをより効率的に作り出す新しい方法を発表した。この技術では、プラスチックを用いた微細構造作製において、既存の電子線(電子ビーム)リソグラフィー技術を…詳細を見る -
NASA、宇宙と月面で使えるトイレのアイデアを募集中――賞金総額3万5000ドル
NASAは2020年6月25日、微小重力と月の重力の両方で機能するトイレの設計案を募集する「Lunar Loo Challenge」を開始した。締め切りは同年8月17日となっている。 Artemisは2024年まで…詳細を見る -
海の中からインターネットアクセス――光を使った水中ワイヤレスシステム「Aqua-Fi」
サウジアラビア・アブドラ王立科学技術大学(KAUST)は、データ送信ができる水中ワイヤレスシステム「Aqua-Fi」を開発した。ダイバーが海中からLEDやレーザーによる光ビームを介して、マルチメディア通信することが可能に…詳細を見る