カテゴリー:ニュース
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笑顔が見える透明なサージカルマスク――息がしやすく、環境にも優しい材料
スイス連邦工科大学ローザンヌ校がスイス連邦材料試験研究所と共同で、透明で、息がしやすいサージカルマスクを開発。近々工業規模で生産される予定だ。 マスクによって顔の半分が隠されると、相手の言っていることがよく聞こえな…詳細を見る -
安全な非結晶シリカを用いた構造色による顔料を開発――三色の顔料の組み合わせであらゆる色の発色が可能に 名古屋大学
名古屋大学は2020年7月6日、環境負荷が少なく安全な非結晶性シリカを用いた顔料を開発したと発表した。今回調整した三色の顔料を組み合わせることで、あらゆる色の発色が可能になることを見いだした。 同大学によると、人に…詳細を見る -
太陽光のみで年間走行できる可能性のある電気自動車用太陽電池パネルを製作――変換効率31.17%のⅢ-Ⅴ化合物3接合型太陽電池を使用 NEDOとシャープ
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年7月6日、シャープと共同で、外部電源不要で年間走行できる可能性のある電気自動車用太陽電池パネルを製作したと発表した。 本太陽電池パネルは、NEDOの事業で開…詳細を見る -
世界最速の電動式モノホイールを大学生が開発――ギネス世界記録に挑戦
米デューク大学の学生チームが、世界最速の電動式モノホイールとなる「EV360」製造に着手している。 EV360は、一見すると大きなタイヤの中に人が乗っているバイクのように見えるが、車輪が一輪しかないモノホイールと呼…詳細を見る -
発毛する皮膚オルガノイドの作製に成功――抜け毛治療に応用可能性
ペンシルバニア大学の研究者らは、ヒト幹細胞をin vitro(試験管内)で皮膚のような構造物に誘導した。マウスに移植すると毛髪が生えてくることから、再生医療に応用できる可能性が示された。研究成果は、『nature』誌に2…詳細を見る -
熱水排熱を長期に蓄えられる蓄熱セラミックスを開発――排熱エネルギーの再利用に期待 東大
東京大学は2020年7月2日、38ºCから67ºCまでのお湯あるいは熱水の熱エネルギーを永続的に蓄えることができる長期蓄熱セラミックスを発見したと発表した。この新物質はスカンジウム置換型ラムダ五酸化三チタンという物質で、…詳細を見る -
強誘電体の傾斜したバンド構造を観測――高速、大容量のFeRAMや人工シナプスの開発へ
産業技術総合研究所(AIST)は2020年7月3日、大型放射光施設(SPring-8)の高輝度X線を用い、広角対物レンズを取り入れた新型の硬X線角度分解光電子分光実験により、強誘電体の電気分極に由来する傾斜したバンド構造…詳細を見る -
バイオ廃棄物と産業排気ガスから飲料ボトルを作る――PETを代替する環境に優しいプラスチックの製造プロセスを考案
ダラム大学の研究チームは、バイオ廃棄物と発電所から回収された二酸化炭素からプラスチックボトルを作る手法を開発した。コスト的にPETと競合できる代替品になる可能性があり、研究成果は2020年6月1日、『Nature Sus…詳細を見る -
新型コロナ対応で公共スペースを殺菌する自律飛行型ドローンを開発――UV-C照射でウイルスを除去
現在、新型コロナウイルス(COVID-19)の第二波に備えるため、病院、レストラン、電車、バス、飛行機、ショッピングセンター、空港、化粧室といったさまざまな施設の殺菌消毒をする手段が求められている。アイルランド国立大学ゴ…詳細を見る -
テレプレゼンスロボットを使ったオンライン受講は対面授業に近い感覚を与えるという研究結果
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、アバターロボットを活用したオンライン卒業式が日本でも話題になった。このように、ロボットとビデオ通話システムや遠隔操作技術を融合した「テレプレゼンスロボット」の活用は、教育現場において…詳細を見る