カテゴリー:ニュース
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21言語のニューラル音声合成技術を開発――オフラインのスマートフォンでも高速動作が可能 情報通信研究機構
情報通信研究機構(NICT)は2024年6月25日、21言語のニューラル音声合成技術を開発したと発表した。オフラインのスマートフォン上でも高速動作できる。 テキスト音声合成の音質は、ニューラルネット技術により近年飛…詳細を見る -
二酸化炭素をほぼ100%の効率でクリーン燃料に変える安価な方法
米シカゴ大学の研究チームが、安価で豊富に存在する亜鉛触媒を使用し、ほぼ100%の効率で二酸化炭素(CO2)をクリーン燃料や有用化学物質に変換する方法を開発した。同技術は、温室効果ガスの排出を削減するクリーンなエネルギール…詳細を見る -
銅でコーティングした鋼が90%の滅菌性能を示す
米ジョージア工科大学の研究チームは、細菌感染を防ぐための改良ステンレス鋼を開発した。電気化学的手法によりステンレス鋼表面にナノサイズのテクスチャをエッチングし、天然の抗菌特性を持つ銅でコーティングした抗菌素材だ。研究成果…詳細を見る -
生成AIを使って新たな系の状態図を作成する手法を開発 MITとバーゼル大学
マサチューセッツ工科大学(MIT)とスイスのバーゼル大学の共同研究チームが、生成AIを使って新規物質の状態図を極めて効率的に作成できる手法を開発した。物理法則を知識ベースとして活用する手法(physics-informe…詳細を見る -
高エネルギーイオンによる高温プラズマの自発的流出入を発見 核融合科学研究所ら
核融合科学研究所は2024年6月24日、九州大学およびデンマーク工科大学と共同で、大型ヘリカル装置(LHD)において、高エネルギーイオンの状態を制御することで、高温プラズマの流出入の量が自発的に決定されることを発見した。…詳細を見る -
5Gワイドを用いた遠隔からのロボット手術支援の実証実験に成功 神戸大学ら
神戸大学は2024年6月24日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)などと共同で、5Gスタンドアローン(SA)の商用ネットワークで安定した通信が可能な「5Gワイド」を用いた、ロボット手術の遠隔支援に関する実証実験…詳細を見る -
変換効率20%超のタンデム型太陽電池を開発――セレン化アンチモンとペロブスカイトを使用
清華大学は2024年5月22日、中国科学技術大学と合肥工業大学の研究チームが、電力変換効率20%超のタンデム型太陽電池を開発したと発表した。研究チームは、セレン化アンチモン(Sb2Se3)をボトムセルに、ワイドバンドギャ…詳細を見る -
コーヒーかすを使ってコンクリートを強化――オーストラリアの歩道を整備
豪ロイヤルメルボルン工科大(RMIT)の研究チームは5月22日、メルボルン郊外に、世界初となる抽出後のコーヒーの粉(コーヒーかす)を使ったコンクリート舗装の歩道を整備したと発表した。 生ごみなどの有機性廃棄物から発…詳細を見る -
多孔質ハイドロゲル開発で大気中の集水を効率化
中国科学院は2024年5月13日、同大学の寧波材料技術工程研究所と独マックスプランク微細構造物理研究所の共同研究チームが、クライオゲル化技術による多孔質ハイドロゲルを開発し、大気中の水分を迅速かつ効率的に回収する方法を見…詳細を見る -
非金属触媒を使ったポリエステル樹脂を開発 ユニチカが世界初
ユニチカは2024年6月20日、金属を使用しない触媒を用いたポリエステル重合技術を開発し、世界で初めて工業化技術を確立したと発表した。 同社はこれまでに培った重合技術を生かし、非金属触媒を用いて従来の触媒と同様の重…詳細を見る