カテゴリー:技術ニュース
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ハライドペロブスカイト太陽電池技術を使い、水から水素をつくる効率を高める
韓国光州科学技術院を中心とする共同研究チームが、有機金属ハライドペロブスカイト太陽電池による水の電気分解に向けて、分解効率を高める電極構造を考案した。陽極内部で発生する光生成電荷キャリアの再結合による損失を抑制し、電気分…詳細を見る -
印Tata、英国に年間生産能力40GW規模のEV用バッテリー巨大工場を建設へ
インドの大手財閥Tata Groupを統括する持株会社のTata Sonsは、2023年7月19日、年間40GWのバッテリー生産能力を持つ工場を英国に建設する計画を発表した。投資額は40億ポンド(約7371億5800万円…詳細を見る -
GPT-3.5とGPT-4の性能と挙動が短期間で変化――精度が大幅に低下したタスクも
スタンフォード大学とカリフォルニア大学バークレー校は2023年8月1日、OpenAIが開発した大規模言語モデル(LLM)サービス「GPT-3.5」と「GPT-4」の性能や挙動が、比較的短期間で大きく変化していることを報告…詳細を見る -
GPS時系列データ分析から大地震発生2時間前に観測可能な前兆信号を発見――大地震の予測につながるか
全世界で起きた90件の大地震発生前の全地球測位システム(GPS)時系列データを分析したところ、大地震の2時間前に、断層すべりの前兆段階が存在することを示す証拠が得られた。この研究はフランス国立開発研究所(IRD)の研究者…詳細を見る -
米空軍の無人機「XQ-58A Valkyrie」、AIの操縦による飛行に成功
米空軍研究所(AFRL)は2023年8月2日、無人航空機「XQ-58A Valkyrie」がAIによる操縦で、3時間に及ぶ飛行に成功したと発表した。 XQ-58A Valkyrieは、全長約9m、翼幅約8mの無人航…詳細を見る -
米Google DeepMind、ロボットをより賢く制御する新モデルを発表――汎化性能が3倍以上に
米Google DeepMindは2023年7月28日、ロボットを制御する新しいVLA(vision-language-action)モデル「Robotic Transformer 2(RT-2)」を発表した。画像とテキ…詳細を見る -
がん治療用新型イオン入射装置の原型機を世界で初めて開発 量子科学技術研究開発機構ら
量子科学技術研究開発機構(QST)は2023年8月30日、住友重機械工業、日立造船、九州大学と共同で、レーザー・プラズマ加速を用いたレーザー駆動イオン入射装置の原型機を世界で初めて開発したことを発表した。研究グループは、…詳細を見る -
36エクサフロップスの演算能力を持つ、スーパーコンピューターネットワーク構築へ
米Cerebras Systemsとアラブ首長国連邦のG42が2023年7月20日、9台のスーパーコンピューターを相互接続し、36エクサフロップスを発揮する世界最大級のAI訓練用ネットワーク「Condor Galaxy」…詳細を見る -
自動でマニキュアをしてくれるAI搭載ロボットが空港で活躍中
米XWELLは2023年7月20日、フロリダ州のマイアミ国際空港 (MIA) にある自社ブランド「XpresSpa」の店舗で、米Clockworkの次世代完全自律型AI搭載エクスプレスマニキュアロボット「Clockwor…詳細を見る -
赤道付近の海上に設置する、浮体式ソーラーパネルの構想――人口密集国に電力を供給
電力の脱炭素化を推進する手段として、水上で運用する浮体式の太陽光発電が注目されている。オーストラリア国立大学の研究者Andrew Blakers氏らの試算では、インドネシアの海洋を活用した浮体式太陽光発電のみで、世界の消…詳細を見る