カテゴリー:技術ニュース
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黒体限界を越える――逆輻射を抑制した太陽熱光発電システムを提案
偉大な発明家であるトーマス・エジソンはかつて、「太陽が輝き続ける限り、人類は電力をいくらでも発展させられるだろう」と語ったという。これまで、太陽光を直接エネルギーに変換しようと、さまざまな発電システムが開発されてきたが、…詳細を見る -
超音波非破壊検査向けの「滑る超音波透過シート」を開発――検査時間短縮、自動化に寄与 東芝
東芝は2022年11月8日、超音波非破壊検査向けに液体の塗布が不要な「滑る超音波透過シート」を開発したと発表した。インフラ保守点検作業を簡略化することで、検査時間の短縮や自動化に寄与する。 産業プラントやインフラな…詳細を見る -
初の音速突破から75年――NASAは「X-59」で超音速飛行の民間利用を目指す
今から75年前の1947年10月14日、NASAの前身であったNACA(アメリカ航空諮問委員会)らは、世界で初めて「Bell X-1」で超音速飛行に成功した。そして今、NASAは「Lockheed Martin X-59…詳細を見る -
無加圧で安定動作する柔固体型電池を開発――柔軟性を兼ね備えた固体電解質を使用 京大ら
京都大学は2022年11月7日、鳥取大学および住友化学と共同で、柔軟性を持つ固体電解質素材を使用した柔固体型電池を開発したと発表した。 リチウムイオン二次電池の電解質を固体にした全固体電池は、従来の容量や充放電時間…詳細を見る -
YouTuberが、Minecraft内で「宇宙」をつくる――制作に1カ月以上、再生回数800万回以上
ハンドルネームChrisDaCowというYouTuberは、サンドボックス型ゲーム「Minecraft」を使用して、宇宙を再現するYouTube動画を公開した。 動画内で、彼はまず地球の制作から始めている。制作にあ…詳細を見る -
MIT、データサイエンスを駆使して新たな形状記憶セラミックを開発
MITの研究チームが、高温で安定した形状記憶効果を示すセラミック材料の可能性を明らかにした。ジルコニア系セラミックにおいて、可逆的なマルテンサイト変態による変態ひずみが約10%と大きく、変態ヒステリシスの温度幅が15℃と…詳細を見る -
曲面への貼り付けが可能な、極薄シート型流れセンサーを開発 東京理科大
東京理科大学は2022年11月4日、工学部機械工学科の研究グループが、曲面への貼り付けが可能で壁面せん断応力と空気が流れる方向を同時に計測できる、小型で極薄のシート型流れセンサーを開発したと発表した。各種流体機械の性能向…詳細を見る -
ボールねじを使った工作機械の、状態安定化技術を開発 日本精工
日本精工は2022年11月2日、ボールねじを使った工作機械の送り系の状態を安定化させる技術「NSK Feed Drive Adjuster(NSKフィードドライブアジャスター)」を開発したと発表した。11月8日から13日…詳細を見る -
風力と太陽光発電に蓄電池を加えて、再生可能エネルギーの弱点克服に挑む「Wheatridge」
発電事業者の米NextEra Energy Resourcesと電力会社の米Portland General Electric(PGE)は2022年9月28日、風力/太陽光発電設備に加えて蓄電池の併設を特徴とした、再生可…詳細を見る -
反強磁性体に歪みを加えることで「0」と「1」を制御――不揮発性メモリの記憶速度が従来の強磁性体の100~1000倍に
東京大学を中心とした国際研究チームは、反強磁性体のMn3Snに、一軸性の歪みを加えることで、異常ホール効果の符号が制御可能であることを実証した。「0」と「1」の情報に対応する信号を検出/制御できるという。研究成果は、20…詳細を見る