カテゴリー:技術ニュース
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効率的な亜鉛電池を使い、オンデマンドで水素を製造する技術
化石燃料から自然エネルギーへの完全な移行を阻む原因の一つに、自然エネルギーを貯蔵するための効率的な手段がないことが挙げられる。風力発電や太陽光発電は、その性質から十分にエネルギーを得られない時間帯が存在する。この課題は、…詳細を見る -
最高出力1341馬力以上――伊ランボルギーニ、初の電動ハイパーカー「Lanzador」を公開
伊Lamborghiniは2023年8月18日、同社初となる電動ハイパーカー「Lanzador」を公開した。最高出力は1メガワット以上で、1341馬力以上に相当する。 Lanzadorは、前後のアクスルに1台ずつ、…詳細を見る -
QST基板上でのGaN剥離、異種材料基板への接合技術を開発――縦型GaNパワーデバイスの実現に寄与 OKIと信越化学工業
OKIと信越化学工業は2023年9月5日、QST基板からGaN機能層のみを剥離し、異種材料基板に接合する技術を開発したと発表した。GaNの縦型導電が可能となるため、大電流を制御できる縦型GaNパワーデバイスの実現に寄与す…詳細を見る -
SF映画のアイデアを現実に――雹(ひょう)の嵐に投入する超小型センサー「ヘイルゾンデ」
Michael Crichtonが脚本を書いて大ヒットした、「ツイスター」という1996年に公開された映画がある。この映画では、気象学者たちが小型気象センサー「ドロシー」を開発して、データ取得のために竜巻の中心直下に設置…詳細を見る -
コーヒーかすを再利用――バイオ炭を使ってコンクリートを30%強化する
オーストラリアの研究チームは、使用済みのコーヒーを原料とするバイオ炭を開発し、このバイオ炭を用いてコンクリートの強度を約30%向上することに成功した。貴重な資源になりつつある砂の代替品として、有機性廃棄物を利用できる可能…詳細を見る -
月でもインナーは清潔に――ESA、洗濯不要の宇宙服用繊維を開発
欧州宇宙機関(ESA)が惑星探査用のテキスタイルを開発するプロジェクトの一環として、洗濯なしで衛生状態を保つ宇宙服のインナー開発に取り組んでいる。活用するのは微生物の二次代謝産物だ。 月面や宇宙空間で使用される宇宙…詳細を見る -
誘電体ナノキューブ単層膜と多層グラフェン膜の交互積層プロセス技術を開発 産総研
産業技術総合研究所(産総研)は2023年9月1日、誘電体材料のチタン酸バリウム(BTO)のナノキュープ単層膜と多層グラフェン膜の交互積層プロセス技術を開発したと発表した。 小型電子機器の重要な部品の1つである積層セ…詳細を見る -
モルフォ蝶がヒント――カラフルで冷却効果のあるフィルムを開発
夏の暑い日、白色の衣料を着ると他の色よりも涼しく感じるだろう。これは他の色よりも太陽光を反射する率が高いためだ。他の色、例えば黒色や青色は、赤や緑の光を吸収して発熱するため、暑くなる。これに対して、中南米に生息する「モル…詳細を見る -
ドローンの安全対策機能となる、衝突警告システム――欧州のEurodroneに搭載予定
多国籍防衛企業であるHENSOLDTは2023年8月1日、ドローン用の次世代の衝突警報システムを開発する計画を発表した。同社は、ドイツ連邦軍のレーダー技術における長年のパートナーであり、世界規模で事業を展開している。 …詳細を見る -
ベアリングの基礎知識や取り扱い方法を学べるe-ラーニングコンテンツを公開 日本精工
日本精工は2023年9月1日、ベアリングの基礎知識や取り扱い方法を学べるe-ラーニングコンテンツ「NSK academy」を公開した。「NSK academy」は、2017年1月から欧米のユーザー向けに英語版で公開してお…詳細を見る