カテゴリー:技術ニュース
-
DARPA、戦闘機にも搭載できるより小型な光原子時計の開発を計画
戦闘で使われるミサイルやセンサー、航空機などは、ナノ秒単位の精度で時刻を同期している。だがGPS衛星の原子時計に依存する時刻同期システムは、敵の妨害により軍事作戦が脅かされるリスクもある。こうした課題に対処すべくDARP…詳細を見る -
新手法により、燃料電池触媒の酸素還元反応活性を2倍以上向上 量研、東大、原子力機構
量子科学技術研究開発機構(量研)量子ビーム科学部門高崎量子応用研究所 プロジェクトリーダーの八巻徹也次長らの研究グループは2022年3月31日、東京大学、日本原子力研究開発機構とともに、イオンビーム照射した炭素材料に白金…詳細を見る -
空飛ぶ自家用車「Volar」が試験飛行に成功――10年後の交通手段になるか
ロンドンに拠点を置くスタートアップ企業であるBellwether Industriesが2022年1月、eVTOL (電動垂直離着陸)機からなる空飛ぶ自家用車「Volar」の試作機で行った自由飛行試験の映像を公開した。今…詳細を見る -
合成ガスかエチレンか――二酸化炭素とエタンの反応を制御する触媒を開発
二酸化炭素(CO2)とエタン(C2H6)を反応させると、反応経路の違いにより合成ガス(水素と一酸化炭素が主成分)やエチレン(C2H4)など異なる化合物が生成する。温室効果ガスであるCO2と天然ガス中に含まれる炭化水素であ…詳細を見る -
高変換効率ペロブスカイト/有機タンデム型太陽電池の開発――シリコン太陽電池の効率に近づく性能
有機太陽電池は、低コスト、軽量、フレキシブルで、印刷技術により容易に大面積化可能なことから、有望な光電変換技術として注目を集めている。ただ、光電変換の性能指標であるエネルギー変換効率(PCE:power conversi…詳細を見る -
設計どおりの相転移により大量のエネルギーを貯蔵/放出する「弾磁性」材料の開発
気体から液体、液体から固体など物質状態が相転移する際、エネルギーが吸収または放出される。相転移は状態間の変化だけでなく、例えば形状記憶合金のように、ある固体から別の固体への変化もあり、有効なエネルギー変換材料として応用さ…詳細を見る -
エミッションフリーの電動水中翼スピードボート「Candela C-8」が初航行に成功
スウェーデンのCandelaは2022年2月16日、電動水中翼スピードボートの新型モデル「Candela C-8」の初航行を公開した。高速かつ静かなエミッションフリーの水上輸送を可能にする。昨年秋のコンセプト発表以来、1…詳細を見る -
太陽電池によるオフグリッド生活も――ナトリウムイオン充電池を搭載する大容量ポータブル電源「Bluetti NA300」
アメリカのポータブル電源機器メーカーBluettiは、Naイオン電池を使った大容量高出力ポータブル電源「Bluetti NA300」をCES2022で発表した。NA300は定格出力3000Wの正弦波インバーターと3000…詳細を見る -
チタン合金を3Dプリントした自転車用パワーメーター「InfoCrank 3D Ti」
米Verve Cyclingと英Metron Additive Manufacturingは2022年2月23日、3Dプリント製の自転車用パワーメーター「InfoCrank 3D Ti」を開発したと発表した。トルクベース…詳細を見る -
金属の破壊メカニズムを3D可視化技術で解析――定説と異なる結果が明らかに 京大とJASRI
京都大学は2022年3月25日、同大工学部が高輝度光科学研究センター(JASRI)と共同で、大型シンクロトロン放射光施設SPring-8の設備を使い、金属が破壊される様子を直接観察できる「マルチモーダル3Dイメージング技…詳細を見る