カテゴリー:技術ニュース
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持続可能なナトリウムイオン電池への扉を開く新しいグラフェン――エネルギー容量を従来の約10倍に
ナトリウム電池用の高性能電極材料を作製するための新しいコンセプトが発表された。新しいタイプのグラフェンを用いて、世界で最も一般的で安価な金属イオンの1つであるナトリウムを貯蔵するというものだ。この研究はスウェーデンのチャ…詳細を見る -
再生可能エネルギーを有効利用するためのエネルギー貯蔵ソリューション――投資ラウンドシリーズCで1億ドルを調達
重力を利用したグリッドスケールのエネルギー貯蔵ソリューションを独自の技術で開発したスタートアップのEnergy Vaultは2021年8月25日、投資ラウンドシリーズCで1億ドル(約110億円)を調達したと発表した。 …詳細を見る -
ヒトの目の錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発――センシングシステムへの応用に期待 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年10月11日、ヒトの目の同様に、明暗の境界が強調される錯視を模倣する人工視覚イオニクス素子を開発したと発表した。 近年、人工知能システムの開発において、ヒトの知覚原理に基づ…詳細を見る -
ドローンを空中で撃墜する米陸軍の新型レーザー兵器
米陸軍は、新しい指向性エネルギー兵器の評価試験を終了し、2022会計年度にこれを装備した「Stryker」装甲車のプロトタイプの配備に向けて作業を進めていることを明らかにした。 この「指向性エネルギー機動短距離防空…詳細を見る -
化学反応をリアルタイムで観察――分子接着剤を使った「ナノカメラ」を開発
ケンブリッジ大学の研究チームは、2種類のナノ結晶を分子接着剤で組み合わせて、化学反応をリアルタイムで観察できる「ナノカメラ」を作製した。ナノカメラの材料は、混合すると数秒以内に自己組織化する。このプラットフォームは、再生…詳細を見る -
冷却しながら発電する「レドックス・フロー熱電発電」の実用性を証明 東工大
東京工業大学は2021年10月8日、同大工学院の研究チームが、排熱源を液体で冷却しながら発電を行う「レドックス・フロー熱電発電」で発電性能を向上させ10W/m2超の発電密度を達成したと発表した。研究チームはレドックス・フ…詳細を見る -
運用中の原子炉へ3Dプリント部品を設置 米オークリッジ国立研究所
オークリッジ国立研究所(ORNL)は2021年8月9日、3Dプリント製の原子炉部品が、テネシー峡谷開発公社(TVA)が保有するブラウンズフェリー原子力発電所に設置されたと発表した。第2号機に4つの3Dプリント製ブラケット…詳細を見る -
米大学が次世代のブレイン・コンピュータ・インターフェースシステムを開発
ブレイン・コンピュータ・インターフェース(BCI)システムは、脳や脊髄に損傷を受けた人が体を動かしたり、思考でキーボードを操作したりするなどの自立支援機器に使用される。さらに近年では脳の状態をモニタすることで自身の集中力…詳細を見る -
イオン伝導性と強誘電体を共存、新たな動作原理による有機メモリ素子の開発につながる分子集合体構造を開発 東北大学
東北大学は2021年10月7日、イオンチャネル構造を有する液晶性クラウンエーテル誘導体と液晶性強誘電体からなる混晶を作製し、イオン伝導性と強誘電性が共存した新規な分子集合体構造の開発に成功したと発表した。本来、伝導性と強…詳細を見る -
ポータブルな自律型無人潜水機を使い、海底データを効率的に最小限のリスクで収集
米Bedrockは、海底データの取得にポータブルな自律型無人潜水機(AUV)を用いている。より速く効率的で、安価にデータ収集が実現するという。さらには、環境への影響、絶滅危惧種に指定されている動物の捕獲、インフラストラク…詳細を見る