カテゴリー:化学・素材系
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ショット、滑らかさと柔軟性に優れ環境に優しい高強度超薄板ガラスを発表
ドイツの特殊ガラスメーカーであるショットは2016年11月24日、滑らかさと柔軟性に優れ環境に優しい高強度超薄板ガラス「SCHOTT AS 87 eco」の販売を開始した。 SCHOTT AS 87 ecoは厚さ7…詳細を見る -
東北大学、強靱で軽量な上に発電性能が世界最高レベルの自立発電型スマート材料を開発
東北大学は2016年11月24日、同大学院工学研究科材料システム工学専攻の成田史生准教授が、"逆磁歪(ぎゃくじわい)効果"の機能を高めた磁歪ファイバーを機械構造物本体に埋め込む技術を確立し、強靱で軽量な上に発電性能が世界…詳細を見る -
東京大学など、半金属ビスマスがトポロジカル物質であることを解明
東京大学は2016年11月21日、お茶の水女子大学、広島大学、国立清華大学(台湾)、NSRRC研究所(台湾)と共同で、半金属ビスマスがトポロジカル物質であることを解明したと発表した。 トポロジカル物質は、量子力学原…詳細を見る -
産総研、銀-リン酸カルシウム複合粒子をパルスレーザーで簡便に合成する技術を開発
産業技術総合研究所は2016年11月18日、銀ナノ粒子を含むリン酸カルシウムサブマイクロメートル粒子(複合粒子)を簡便に合成する技術を開発し、同粒子が口腔細菌に対して抗菌作用を持つことを実証したと発表した。 産総研…詳細を見る -
東北大学、炭素と水素のみでも二輪型分子ベアリングが自己選別的に組み上がることを発見
東北大学は2016年11月17日、炭素と水素の2つの元素のみから成る単純な二元素分子でも、球状分子を2つ連ねて「車軸」のようにして使うと、「自発的」に「相手を選んで」二輪型分子ベアリングが組み上がることを発見した。 …詳細を見る -
材料は化石?——安価で大容量なリチウムイオン電池の開発へ
米カリフォルニア大学リバーサイド校工学部の研究チームが、珪藻という単細胞藻類の化石からリチウムイオン電池のシリコン製陽極を作り出す手法を開発した。この手法は安価な上にエネルギー効率が高い。しかも、電気自動車などに向けた超…詳細を見る -
東大、水に溶けないセルロース/プルシアンブルー複合型ナノ材料を開発 放射性セシウム除去に有効
東京大学は2016年11月15日、低線量の放射性セシウム除去に有効な、水に溶けないセルロース/プルシアンブルー複合型ナノ材料を開発したと発表した。 青色の顔料であるプルシアンブルーは、以前から放射性セシウムを選択的…詳細を見る -
東大、材料強度の源となる”転位の伝播阻害過程”の観察に成功
東京大学は2016年11月12日、変形を担う転位の伝播が粒界よって阻害される過程をリアルタイムで観察し、材料の強度が向上する根本的な要因、つまり”なぜ粒界が転位の伝播を阻害するのか”を明らかにしたと発表した。 変形…詳細を見る -
阪大、従来と同等の硬さでもより速く効率的に自己修復可能な材料を開発
大阪大学は2016年11月11日、凹み傷も切り傷も自己修復できるコーティング材料を発表した。従来の自己修復材料には「硬いものは傷つくと修復しにくい」という課題があったが、今回の研究で「硬い材料でも速く効率の良い自己修復が…詳細を見る -
東芝、高い磁力を維持し180℃まで減磁耐性を保つサマリウムコバルト磁石を開発
東芝と東芝マテリアルは2016年11月10日、レアアースの中でも特に希少な重希土類を一切使用していない高鉄濃度サマリウムコバルト磁石をモータ向けに開発した。同磁石は、現在一般的に採用されている耐熱型ネオジム磁石を上回る磁…詳細を見る