カテゴリー:化学・素材系
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電子デバイスの製造を革新する2D高分子材料を発見
カナダとイタリアの国際共同研究チームが、半導体特性を示す2次元共役高分子材料を作製することに成功した。電荷キャリア移動度が高く、バンド構造をコントロールすることが可能なので、ナノエレクトロニクス分野において、グラフェンを…詳細を見る -
ハンドスピナーの原理を使った尿路感染症検出器を開発――無電源で病原体を検出、同定する
蔚山科学技術大学校の研究グループは、ハンドスピナーの原理を応用して、手動で尿路感染症の診断と抗菌薬感受性検査を高感度かつ迅速に行える手法を開発した。研究成果は、『Nature Biomedical Engineering…詳細を見る -
造形後の加熱で体積が40倍に膨張するSLA方式造形樹脂を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームが、3Dプリント後に加熱することで最大40倍の体積まで膨張する新素材を開発した。研究成果が2020年4月8日付『ACS Applied Materials&Interfaces…詳細を見る -
単純、低コストで繰り返し着脱できる接着構造の製造プロセスを開発――ハエの脚裏を参考に NIMSら
物質・材料研究機構(NIMS)は2020年6月11日、北海道教育大学、浜松医科大学と共同で、「接着と分離を繰り返せる接着構造」を単純、低コストで製作できる新しい製造プロセスの開発に成功したことを発表した。ハエの脚裏にある…詳細を見る -
グラフェンを活用して、玉虫色に発光するフォトニック結晶を開発――次世代型スマートセンサーに応用可能
イギリスのサリー大学とサセックス大学の共同研究チームが、高分子コロイド集合体に少量のグラフェンを分散させることにより、機械的または熱的刺激に敏感に応答して、発光色を変化させるフォトニック結晶を開発した。あたかも蝶や孔雀の…詳細を見る -
低温域で世界最高水準のプロトン伝導度を示す新材料を発見――燃料電池やセンサーなどへの応用に期待 東工大
東京工業大学理学院化学系の村上泰斗特任助教と八島正知教授ら研究グループは2020年5月26日、中低温域で世界最高水準のプロトン(H+、水素イオン)伝導度を示す新材料「Ba5Er2Al2ZrO13」を発見したと発表した。豪…詳細を見る -
水素が金属を弱くする仕組みをナノスケールで観察する手法を開発 東北大学
東北大学金属材料研究所は2020年6月4日、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて、水素が金属の内部構造に影響を与えている様子の経時変化をナノスケールで観察する手法を開発したと発表した。 水素は金属の強度を低下させるこ…詳細を見る -
世界最高水準の耐久性を持つプロパン脱水素触媒を開発 北海道大学ら
北海道大学は2020年6月5日、京都大学および東京都立大学と共同で、高温条件下で世界最高水準の高い耐久性を示すプロパン脱水素触媒を開発したと発表した。 さまざまな化成品の原材料として利用されるプロピレンをプロパンか…詳細を見る -
しわを増減させる方法が示される――しわができる原因の理解へ一歩前進か
沖縄科学技術大学院大学(OIST)2020年6月4日、材料のエッジにおける曲率を変化させることで、どのようにしわを増やしたり減らしたりできるかを示したと発表した。 しわは、圧力センサー、航空機パネル、軽量宇宙船の構…詳細を見る -
花王、セルロースナノファイバーの疎水化技術を活かした複合高機能樹脂「LUNAFLEX」を提供開始
花王は2020年6月5日、バイオマス由来のセルロースナノファイバー(CNF)を改質し、各種用途の樹脂に配合することで、少量でも樹脂の強度や寸法安定性(熱膨張率の低減)を向上させたと発表した。この改質CNF配合高機能樹脂を…詳細を見る