カテゴリー:化学・素材系
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機械学習で最適なナノ多層構造を設計、作製、評価――熱伝導率の最小化へ 東京大学
東京大学と科学技術振興機構(JST)は2020年6月3日、半導体材料の熱伝導率を内部のナノ構造によって低減することを目的に、最適なナノ多層構造を設計し、作製、評価することで熱伝導率の最小化に成功したと発表した。ナノ多層構…詳細を見る -
水素をエネルギーとする鉄鋼商業生産の実証に成功――二酸化炭素の排出を大幅に削減
スウェーデンの鉄鋼メーカーOvako ABは、鉄鋼の商業生産において史上初めて、液化ガスなどの化石燃料の代わりに、水素ガスを活用する可能性についてチャレンジした。その結果、水素ガスを簡便かつ柔軟に使用でき、鉄鋼製品の特性…詳細を見る -
カーボンより黒く電気を流さないセラミックス薄膜を開発――タッチパネルで高級感の漂う黒色を表現 東北大と日本電気硝子
東北大学大学院工学研究科の高村仁教授らの研究グループは2020年6月3日、日本電気硝子と共同で、カーボンより黒いが電気を流さないセラミックス薄膜を開発したと発表した。タッチパネルで高級感のある黒色を表現できる新素材となる…詳細を見る -
塗って焼かずに多孔質セラミックスをプラスチック基板へコーティングする技術を開発――微生物の滅菌/除菌への活用に期待 大阪大学と日本触媒
大阪大学産業科学研究所の菅原徹准教授らの研究グループは2020年6月1日、日本触媒と共同で、混合した原料を塗って焼かずに、多孔質セラミックス(酸化チタン)をプラスチック基板へ直接コーティングする技術を開発したと発表した。…詳細を見る -
漁業用に十分な強度を持ちながら、紫外線で速く分解するプラスチックを開発――プラスチックによる環境汚染対策
海洋環境で十分な強度を持ちつつ、紫外線によって分解する新しいポリマーが開発された。この研究はコーネル大学によるもので、2020年3月30日、『Journal of the American Chemical Societ…詳細を見る -
ほぼ100%の量子収率で水を分解する半導体光触媒を開発――太陽光エネルギー変換効率向上に期待 NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年5月29日、NEDOと人工光合成化学プロセス技術研究組合が信州大学らと共同で、100%に近い量子収率(光子の利用効率)で水を水素と酸素に分解する粉末状の半導体光触…詳細を見る -
高純度窒化ガリウム単結晶基板の量産方法を開発――次世代パワーエレクトロニクスの実現に道 東北大学ら
東北大学は2020年6月1日、日本製鋼所および三菱ケミカルと共同で、高性能パワートランジスタ実現に貢献する高純度の窒化ガリウム(GaN)単結晶基板の量産方法を開発したと発表した。 同大学によると、持続可能な社会の実…詳細を見る -
単結晶グラファイトの層間結合力を正確に計測、従来の40GPaを超え50GPaに肉薄
大阪大学は2020年5月29日、同大学大学院基礎工学研究科の研究グループがカネカと協力して、単結晶グラファイトの層間結合力(グラフェン層を結合するバネのバネ定数)を正確に計測することに成功し、これが従来通説とされてきた値…詳細を見る -
例外の探索に特化したAI「BLOX」を開発――例外的な物質の効率的な発見へ 横浜市立大学ら
横浜市立大学は2020年5月28日、同大学大学院生命医科学研究科の寺山慧准教授らの研究グループが、「例外」の発見に特化した人工知能(AI)「BLOX」を開発したと発表した。さらに、このAIを用いて、例外的な光を強く吸収す…詳細を見る -
セラミックの超高速高温焼結法を開発――通常の焼結よりも1000倍高速
メリーランド大学の研究チームが、新材料創製のスクリーニングに向けて、セラミック材料の超高速高温焼結方法を発明した。従来の焼結炉を利用した製造方法では数十時間を要するプロセスを、板状カーボン材料の急速抵抗加熱により数秒の処…詳細を見る