カテゴリー:化学・素材系
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水平交互多層接合による新コンセプト有機太陽電池を開発――バルクヘテロ接合に代わり、高効率化に道 分子科学研究所
分子科学研究所は2019年2月19日、従来の有機太陽電池の標準構造「バルクヘテロ接合」に代わる、「水平交互多層接合」による新コンセプト有機太陽電池の動作に、世界で初めて成功したと発表した。 新コンセプト有機太陽電池…詳細を見る -
体内で鉱物を作る「バイオミネラリゼーション」――軟体動物が磁鉄鉱を形成するプロセスが明らかに
岡山大学の根本理子特任助教と米カリフォルニア大学リバーサイド校のDavid Kisailus教授らの研究チームは、軟体動物の一種である「ヒザラガイ」が体内で磁鉄鉱を形成する仕組みの一部を解明したと発表した。生物が体内で鉱…詳細を見る -
鉄鋼材料の高温加熱処理過程を「その場中性子回析」により直接解析することに成功――経験則に依存する加工熱処理の理論的な発展に貢献 京大など
京都大学は2019年2月18日、韓国嶺南大学、米コロラド鉱山大学、日本原子力研究開発機構と共同で、「その場中性子回析」による鉄鋼材料の高温加熱処理の直接解析に成功したと発表した。 一般的に構造材料は、強度と延性を両…詳細を見る -
液体レジンに映像を照射して造形する3Dプリンティング技術を開発 UCバークレー
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームが、光で硬化する液体レジンに、3Dモデルから変換したムービーデータをプロジェクターで投射することで、複雑で精巧なパターンの造形物を作り上げる3Dプリンティング技術を開発した。 …詳細を見る -
赤外光をエネルギーや信号に変換できる無色透明な材料を開発――透明なセンサーや太陽電池、電子デバイスの開発に期待 京大など
京都大学は2019年2月13日、豊田工業大学、徳島大学、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、赤外光を電気エネルギーや信号に変換できる無色透明な材料の開発に成功したと発表した。 [caption id="attac…詳細を見る -
3Dプリンターで自由な形状の圧電デバイスを作る手法を開発
バージニア工科大学の研究チームが、3Dプリンティングにより圧電デバイスをカスタマイズ製造する手法を開発した。どの方向の運動や衝撃、応力も、任意な方向および大きさの電気エネルギーに変換するデバイスをカスタム設計できる。形状…詳細を見る -
RO膜の目詰まりを抑制するセラミックス吸着フィルタを開発――海水淡水化の造水コストを低減 日立金属
日立金属は2019年2月12日、海水淡水化においてRO膜の目詰まりを抑制するセラミックス吸着フィルタ(CAF)を開発したと発表した。また、シンガポールのNanyang Technological University(N…詳細を見る -
カーボンナノチューブ世界市場、2023年にかけて年平均12.8%成長――出荷量約4000トンに拡大 矢野経済研究所調査
矢野経済研究所は2019年2月8日、同社が実施した2018年のカーボンナノチューブ(CNT)世界市場調査の結果に基づき、同年における市場規模の成長の見込みや単層CNT/多層CNT別の市場動向のほか、2023年にかけての市…詳細を見る -
MIT、わずかな音もキャッチする耳の仕組みを研究
人間の耳は、音によって引き起こされる1原子の幅よりも小さいほどのわずかな鼓膜の振動を検出し、聴力を得ている。人間の耳は、どのようにしてこの微小振動から音をキャッチしているのか。この仕組みに関するMITの研究チームの研究成…詳細を見る -
まるで粘土のようなグラフェン――自由に成形できる酸化グラフェン「GO粘土」
グラフェンに関する研究開発は世界各地で行われているが、米国イリノイ州のノースウエスタン大学の研究チームは、酸化グラフェン(GO)を柔らかく変形可能な工作粘土(Play dough)のようにすることに成功した。 この…詳細を見る