カテゴリー:化学・素材系
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ノベルクリスタルテクノロジー、Φ2インチ酸化ガリウムエピウエハーの量産開始
ノベルクリスタルテクノロジーは2017年9月12日、タムラ製作所、東京農工大学と共同開発したΦ2インチ酸化ガリウムエピタキシャルウエハー(Ga2O3エピウエハー)の量産を開始したと発表した。同ウエハーの量産は世界初だとい…詳細を見る -
洗濯も可能、布地に印刷できるフレキシブルなバッテリーを開発――インク状の酸化グラフェンを使ったスマートテキスタイル
英マンチェスター大学は2017年8月9日、Nazmul Karim博士と Amor Abdelkader博士が繊維に直接印刷できるフレキシブルバッテリーを開発したと発表した。 装着可能な小型スマートデバイスの開発で…詳細を見る -
東北大など、カーボンナノチューブの原子構造を制御する新たな合成手法を開発
東北大学の加藤俊顕准教授らのグループは2017年9月11日、東京大学の澁田靖准教授との共同研究により、カーボンナノチューブの新たな原子構造制御法の開発に成功したと発表した。 カーボンナノチューブは、グラフェンシート…詳細を見る -
NIMS、電圧ではなく磁気で動作する新原理のトランジスタを開発
物質・材料研究機構(NIMS)は2017年9月7日、電圧ではなく磁気でイオンを輸送する新しい原理で動作するトランジスタの開発に成功したと発表した。省エネルギーで新しい機能を持った情報通信デバイスなどの開発につながると期待…詳細を見る -
岡山大学、空気よりも軽い氷「エアロアイス」の存在を予測
岡山大学は2017年9月8日、分子シミュレーションにより空気よりも軽い氷「エアロアイス」を作れる可能性があると発表した。低密度な氷の新たな発見が期待される。 氷には、常圧の雪と同じ六角形の分子配列を持つ氷I(密度0…詳細を見る -
東大、量子力学からの熱力学第二法則の導出に成功、「時間の矢」の起源解明へ
東京大学大学院工学系研究科の伊與田英輝助教らのグループは2017年9月6日、マクロ(巨視的)な世界の基本法則で、不可逆な変化に関する熱力学第二法則を、ミクロな世界の基本法則である量子力学から、理論的に導出することに成功し…詳細を見る -
撥水性、光透過性、柔軟性を兼ね備えた断熱材を開発 キトサン系材料の耐湿性を改善し実現
産業技術総合研究所(産総研)は2017年9月4日、エビやカニの甲殻から得られる天然高分子のキトサンを素材とし、撥水性、光透過性、柔軟性を兼ね備えた超低密度の多孔体(撥水エアロゲル)を開発したと発表した。課題であった水への…詳細を見る -
磁気テープ1本に330TBの非圧縮データを記録可能に――従来比で約20倍、IBMとSonyが共同開発
IBMとSonyは、1平方インチあたり201ギガビットの記録密度を実現する磁気テープ技術を開発したと発表した。1カートリッジ換算で330テラバイト(非圧縮)となり、これは従来比約20倍の容量に相当する。 この超高密…詳細を見る -
阪大、次世代パワー半導体接続技術である銀粒子焼結接合の適用範囲拡大に成功
大阪大学は8月30日、同大学の研究グループが次世代パワー半導体接続技術である銀粒子焼結接合において、低温・無加圧化かつ電極を選ばないダイアタッチに成功したと発表した。加えて銀シート接合技術も開発しており、今後は安価な従来…詳細を見る -
産総研、良質な窒化ガリウム圧電薄膜をRFスパッタ法で作製
産業技術総合研究所(産総研)は2017年8月31日、村田製作所と共同で、単結晶と同等の圧電性能を示す窒化ガリウム(GaN)薄膜を作製する方法を発見したと発表した。今回の作製には低コストで成膜温度の低い「RFスパッタ法」を…詳細を見る