カテゴリー:化学・素材系
-
矢野経済研究所、セルロースナノファイバー市場動向調査の結果を発表
矢野経済研究所は2017年9月25日、国内セルロースナノファイバー(CNF)市場の動向調査の結果を発表した。調査期間は2017年5月~7月。 CNFは、植物細胞の根幹を構成するセルロース繊維を細かくほぐした極微細な…詳細を見る -
新発想のマグネシウム電池を開発、リチウムイオン電池の約2倍の容量密度
マグネシウム電池の問題解決で貯蔵容量の増大へ 米ヒューストン大学電子・コンピュータ工学科のYan Yao准教授による論文が2017年8月24日に「Nature Communications」で掲載された。陰極(カソ…詳細を見る -
JFEスチール、高強度と高靱性を兼ね備えたニッケルフリー合金鋼粉「FM1000S」を新開発
JFEスチールは2017年9月22日、粉末冶金用途向けのニッケルフリー合金鋼粉「FM1000S」を新たに開発したと発表した。 高強度かつ高靱性の焼結部品には、ニッケルが4%、銅が1.5%、モリブデンが0.5%含まれ…詳細を見る -
カジレーネ、熱可塑CFRPの新しい多品種少量生産プロセスを「CAMX2017」に出展
カジレーネは2017年9月21日、熱可塑CFRPの新しい多品種少量生産プロセスを、フロリダ州オーランド市で開催される複合材料関係の学会および展示会である「CAMX2017」に出展すると発表した。同プロセスは三菱ガス化学、…詳細を見る -
東北大、2次元シートを使った透明で曲がる太陽電池の開発に成功
東北大学の加藤俊顕准教授らの研究グループは2017年9月21日、原子オーダーの厚みを持つシート材料である遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)を用いて、透明でフレキシブルな太陽電池の開発に成功したと発表した。 原子オ…詳細を見る -
バイオエタノールをガソリンに変えると大気中の超微小粒子が30%増加――代替燃料先進国ブラジルでの研究
代替燃料車で使用する燃料と大気汚染物質との関係に関する興味深い論文が、オンラインジャーナル『Nature Communications』に掲載されている。この研究は、ブラジルのサンパウロ研究財団の支援を受け、サンパウロ市…詳細を見る -
理研と東大、洗濯可能な超薄型有機太陽電池を開発
理化学研究所は2017年9月19日、東京大学と共同で洗濯にも耐えうる伸縮性と耐水性を持った超薄型有機太陽電池を開発したと発表した。 衣服にも貼り付けることができる太陽電池は、生体継続モニタリング用のウエアラブルセン…詳細を見る -
慶大と京大、超原子と呼ばれる金属を内包したシリコンナノクラスターの大量合成に成功
慶應義塾大学と京都大学は2017年9月14日、気相中で生成させた化学種を液体中に直接打ち込む手法を開発し、超原子と呼ばれる「金属内包シリコンナノクラスターM@Si16」を大量合成し、構造決定することに成功したと発表した。…詳細を見る -
遺伝子治療に光明か――米大学、遺伝子欠陥の効果的な修復方法を発見
ヒトの受精卵の段階で遺伝子を修復し、遺伝性疾患の出現を防止できる手法が、オレゴン健康科学大学(OHSU)の研究チームにより初めて成功となった。出生時につきまとう遺伝病への不安から人類を解放する可能性がある画期的な研究成果…詳細を見る -
東大、光刺激のみによって流動/非流動状態を切り替えられる高分子物質の開発に成功
東京大学は2017年9月11日、光刺激のみによって流動/非流動状態を切り替えられる高分子物質の開発に成功したと発表した。 光刺激によって流動/非流動状態を制御可能な物質は、従来光応答性低分子物質の融解/結晶化を利用…詳細を見る