カテゴリー:化学・素材系
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近畿大、構造の中に青銅比が現れる新たな準結晶構造を発見
近畿大学は2017年8月15日、金属比の一種である青銅比で構成される準結晶のタイリングを発見したと発表した。 金属比は、人間が美しいと感じる長方形の比率とされる。その中でも黄金比は、ペンローズタイリングという2種類…詳細を見る -
ハーバード大、織布とシリコンを組み合わせた伸縮性のあるウェアラブルセンサーを開発
ハーバード大学の研究チームが、ウェアラブルロボット向けに、シリコンと織布を組み合わせたハイブリッド・センサーを開発した。柔軟で弾力性があるうえ感度も高く、人間の自然な動きを制約しないソフトロボットや、患者を在宅でモニター…詳細を見る -
イカの歯がヒントに――タンパク質を使った2Dマテリアルの精密積層方法を発見
ペンシルベニア州立大学の学際的研究チームが、酸化グラフェンなどのような二次元物質のレイヤーを高精度で自在に積層する方法を見出した。その結果、柔軟な電子デバイスやエネルギー貯蔵システム、機械的なアクチュエーターなど、レイヤ…詳細を見る -
三菱ケミカル、熱可塑性エラストマー「テファブロック」のスチレン系QEシリーズで新グレードを開発
三菱ケミカルは2017年8月10日、熱可塑性エラストマー「テファブロック」のスチレン系QEシリーズにおいて、成形性や触感を向上させた新グレードを開発したと発表した。従来品では対応が難しかった自動車の内装表皮材やアシストグ…詳細を見る -
東大、レアアース化合物「CeCu2Si2」における超伝導機構を解明
東京大学は2017年8月10日、同大学院の研究グループが京都大学、英ブリストル大学、仏エコール・ポリテクニーク、独マックスプランク研究所と共同で、レアアース(希土類)元素Ce(セリウム)をベースとした超伝導体「CeCu2…詳細を見る -
マッハ5の超音速旅行を実現する新たなセラミックコーティングを英大学が開発
イギリスのマンチェスター大学は中国の中南大学と共同で、超音速飛行で発生する高温から機体を保護し、マッハ5の超音速旅行を可能にする新たなセラミックコーティングを開発した。 この速度域での超音速飛行では、機体に接する空…詳細を見る -
物質・材料研究機構、自由に開閉できるポケットを持つナノカーボン製マイクロキューブを作製
物質・材料研究機構は2017年8月8日、各面に1つずつポケットを持つ、ナノカーボン製、マイクロサイズのキューブ状物質を作製し、そのポケットを自由に開閉することに成功したと発表した。 これまで原子/分子レベルでの構造…詳細を見る -
ギ酸で走る電気バス、試作モデルを披露――水素自動車より実用的な面も
オランダのアイントホーフェン工科大学がギ酸(蟻酸)を利用して走るバスの開発を2016年から進めている。同大学の学生チーム「Team Fast」は2017年7月6日、ギ酸を電気に変える装置を装備した小型トレーラー「REX」…詳細を見る -
既存の光ファイバーと同じ細さのマルチコア光ファイバーで毎秒118.5テラビットの伝送を実現
NTTは2017年8月8日、KDDI総合研究所、住友電気工業、フジクラ、古河電気工業、NEC、千葉工業大学と共同で、現在普及している光ファイバーと同じ細さで1本に4個のコアを持つマルチコア光ファイバーを用いて、毎秒118…詳細を見る -
リチウムイオン二次電池の正・負極内のリチウム組成変化を動作下で同時測定に成功
群馬大学理工学部の研究グループは2017年8月2日、高輝度光科学研究センター、トヨタ自動車、立命館大学、京都大学と共同で、大型放射光施設SPring-8の高輝度・高エネルギーの放射光X線を用いて、動作下にある市販のリチウ…詳細を見る