カテゴリー:電気・電子系
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東北大学、可視光波長域での光電変換を可能にする高速応答ダイオード開発
東北大学は2020年1月27日、光の波動性を用いた光電変換を可能にする高速応答ダイオードを開発したと発表した。 光を直接電力に変換できるデバイス「レクテナ」は、電子レンジなどに用いられているマイクロ波の波長域(数G…詳細を見る -
古河電工、電界共振結合方式で4.7kWのワイヤレス電力伝送に成功
古河電気工業は2020年1月27日、電界共振結合方式によるワイヤレス電力伝送で、4.7kWの電力伝送を距離95mmで実現したと発表した。同社によると同方式による同規模の電送力を実現したのは世界初となる。 電界共振結…詳細を見る -
大容量リチウムサルファ電池の製造技術を開発――リチウムイオンの4倍のエネルギー密度
オーストラリアのモナシュ大学の研究チームが、現行のリチウムイオン電池よりも、エネルギー密度が理論上4倍以上高いリチウムサルファ電池の製造技術を開発した。これまで最大の課題とされていた正極カソードの体積膨張による劣化を防止…詳細を見る -
発電と蓄電を同時にできる燃料電池を開発――太陽光エネルギーを化学エネルギーに直接変換
名古屋工業大学は2020年1月24日、太陽光エネルギーを化学反応により蓄積と放電する「光充電可能な燃料電池」という新しい発想の蓄電池を開発したと発表した。 従来の燃料電池は水素ガスを燃料としており、反応時に水しか排…詳細を見る -
東京理科大、世界初となる全結合型半導体アニーリング方式を搭載したAIチップを開発
東京理科大学は2020年1月23日、全結合型半導体アニーリング方式を搭載した人工知能集積回路(AIチップ)を開発したことを発表した。組み合わせ最適化問題の求解用に開発し、512個の全結合型スピンを新しいチップアーキテクチ…詳細を見る -
低温熱源に置くだけで無線通信用電源として利用できる自然冷却型有機熱電モジュールを開発――充電不要な電源の実現へ 産総研
産業技術総合研究所(以下、産総研)は2020年1月21日、低温熱源に置くだけで無線通信用電源として利用できる自然冷却型の有機熱電モジュールを開発したと発表した。同モジュールは放熱フィンなどの冷却部材が不要なため、軽くて小…詳細を見る -
高解像度と高速読み出しを両立する厚さ15µmのシート型イメージセンサーを開発 東大とジャパンディスプレイ
東京大学とジャパンディスプレイは2020年1月21日、高空間解像度と高速読み出しを両立するシート型イメージセンサーを開発したと発表した。指紋や静脈といった高解像度が求められる生体認証向けの撮像と、高速での読み出しが求めら…詳細を見る -
大面積ペロブスカイト太陽電池で世界最高16.09%の変換効率を実現――インクジェット法採用 NEDOとパナソニック
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年1月20日、NEDOの太陽光発電関連技術開発において、パナソニックが30cm角の大面積ペロブスカイト太陽電池モジュールで世界最高のエネルギー変換効率16.09%を…詳細を見る -
コンピューターチップを再構成し、トランジスタのみで情報を処理し記憶する技術を開発
米パデュー大学のPeide Ye教授が率いる研究チームは、トランジスタを情報処理と情報記憶の両方に使う手法を開発したと発表した。研究成果はオンラインジャーナル『Nature Electronics』に2019年12月9日…詳細を見る -
静電気による放電破壊を防止するフォトマスクを開発、電子デバイス生産の歩留まり向上へ
DICが2020年1月17日、静電気による放電破壊を防止するフォトマスク(ESD障害対策クロムフォトマスク)をトピックと共同で開発したと発表した。トピックは同製品を2020年3月から、国内と東南アジア地域の電子部品・半導…詳細を見る