カテゴリー:電気・電子系
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ノンフラーレン受容体が高い変換効率を示す仕組み――有機太陽電池の改良に向けた研究
分子スケールの研究により、電子受容体(アクセプター)としてフラーレンを使用しないノンフラーレン有機太陽電池における、発電効率向上の要因の一端が明らかになった。これはジョージア工科大学のJean-Luc Brédas教授ら…詳細を見る -
世界で初めて固体型色素増感太陽電池モジュールを販売――照度の低い室内光でも反応 リコー
リコーは2020年1月15日、世界で初めて固体型色素増感太陽電池モジュール「RICOH EH DSSCシリーズ」を2月下旬から順次販売すると発表した。固体材料のみで構成しており、高い安全性と耐久性を持つ。オープン価格。 …詳細を見る -
高速ワイヤレス通信を可能にするGaN系高電子移動度トランジスタを開発
デラウェア大学の電気およびコンピューター工学科のYuping Zeng助教授らにより、高速無線通信を可能にするトランジスタが開発された。化合物半導体で作製される高電子移動度トランジスタ(High Electron Mob…詳細を見る -
過酸化水素の発生を大幅に抑制する白金‐コバルト合金水素極触媒を開発――燃料電池の耐久性向上へ NEDOら
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2020年1月14日、山梨大学、田中貴金属工業と共同で、固体高分子形燃料電池の水素極における電解質膜劣化の原因となる過酸化水素(H2O2)の発生を半分以下に抑制可能な白金‐…詳細を見る -
塗布型有機薄膜太陽電池を高効率化する半導体ポリマーを開発――フッ素導入技術を応用 広島大学ら
広島大学は2020年1月14日、同大学の尾坂格教授らと大阪大学、京都大学、千葉大学、高輝度光科学研究センターによる共同研究チームが、フッ素原子を含んだ新たな半導体ポリマーを開発したと発表した。この半導体ポリマーを塗布して…詳細を見る -
IBM、海水由来で重金属フリーの新型バッテリーを開発――5分で80%充電可能
IBM Researchのバッテリー・ラボは、従来のリチウムイオン電池の性能を上回る新型バッテリーを開発したことを明らかにした。原材料を海水から抽出するため低コストで自然にも優しく、EVや電動飛行機向けのバッテリーとして…詳細を見る -
半導体薄膜における電磁波の挙動を高速シミュレーションできるアルゴリズムを開発
南メソジスト大学(SMU)の研究チームが、入射する光/電磁波と半導体薄膜の3D積層構造の複雑な相互作用、すなわち透過や反射、散乱、放射を効率よくシミュレートできる高速アルゴリズムを開発した。薄膜特性や境界条件の様々な現実…詳細を見る -
切り紙から着想を得た新しい伸縮配線を開発――低応力で伸長し、高い耐久性
朝日ラバーは2020年1月9日、切り紙構造とゴムの複合により低応力で伸長し、耐久性と抵抗値特性に優れた新しい伸縮配線を開発したと発表した。ゴムの復元力と立体的な構造により、さまざまな配線として活用できる。 新しい伸…詳細を見る -
光の照射で電流に伴って生じる熱流を自在に制御できることを初めて実証 NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)と科学技術振興機構(JST)は2020年1月8日、磁性体に光を照射することで、電流に付随して生じる熱流の方向や分布を自在に制御できることを初めて実証したと発表した。ナノスケール電子デバイスに…詳細を見る -
手で触ることができて音が聞こえるホログラム――音響泳動で立体映像を表示するディスプレイを開発
英サセックス大学の客員研究員である平山竜士氏を中心とする研究チームは、視覚/聴覚/触覚コンテンツを同時に生成できるボリュームディスプレイを開発した。研究成果は、科学誌『Nature』(電子版)に2019年11月14日付で…詳細を見る