カテゴリー:電気・電子系
-
ナノ空間に閉じ込められた水の「負の誘電率」を発見――高エネルギー密度キャパシタ開発への新たな指針 東大と産総研
東京大学は2019年2月20日、産業技術総合研究所(産総研)との共同研究により、MXene(マキシン)と呼ばれる層状化合物の層間ナノ空間にリチウムイオンとともに閉じ込められた水分子が、「負の誘電率」を持つことを見出したと…詳細を見る -
微小な重力を測定できる小型低雑音重力センサーを開発――重力の量子的な性質の実験的解明に期待 東北大など
東北大学は2019年2月20日、東京大学や国立天文台と共同で、従来の限界よりも3桁軽い100mgの物体が生成する微小重力を1秒で測定可能な、低雑音の重力センサーを開発したと発表した。 重力の観測はこれまで、主に度量…詳細を見る -
高い充放電特性を示すナトリウムイオン電池用電極材の研究
名古屋工業大学の研究チームは、新しいナトリウムイオン電池(SIB)用カソード材料の特性について発表した。優れたハイレート性能とサイクル特性を持ち、電気自動車など大型バッテリーの性能向上が期待される。研究成果は、2018年…詳細を見る -
分数分周デジタル位相同期回路の低消費電力化に成功――従来よりも60%消費電力削減 東京工業大学
東京工業大学は2019年2月19日、位相同期回路(PLL)の通常のサンプリング動作にサブサンプリング動作を組み合わせることで、極低消費電力で動作する分数分周タイプのデジタルPPLの開発に成功したと発表した。これまでは、サ…詳細を見る -
水平交互多層接合による新コンセプト有機太陽電池を開発――バルクヘテロ接合に代わり、高効率化に道 分子科学研究所
分子科学研究所は2019年2月19日、従来の有機太陽電池の標準構造「バルクヘテロ接合」に代わる、「水平交互多層接合」による新コンセプト有機太陽電池の動作に、世界で初めて成功したと発表した。 新コンセプト有機太陽電池…詳細を見る -
パワー半導体を高効率にスイッチング可能な駆動回路を開発――電力損失を低負荷時で25%、常温時で20%低減 東芝
東芝は2019年2月19日、パワー半導体を従来より高効率にスイッチングできる駆動回路を開発したと発表した。新たに開発したフィードバック技術を用いることで、温度などの環境変動やモーターの動作状態の変動の影響を受けずにスイッ…詳細を見る -
極細電線のはんだ付けを自動化する「マイクロターミネーション」技術を発表――はんだ付けした端子の取り外しも可能に 日本モレックス
日本モレックスは2019年2月18日、最小50AWGの極細電線のはんだ付けを自動化する技術「マイクロターミネーション」を発表した。 マイクロターミネーションは、最小50AWG規格(直径約0.025mm)の極細電線を…詳細を見る -
量子アニーリングマシンの効率的利用方法を開発――大規模な組合せ最適化問題を高精度に解く方法を考案 東北大学など
東北大学は2019年2月15日、カナダの量子コンピュータ製造企業であるD-Wave Systemsの量子アニーリングマシンを用いて大規模な組合せ最適化問題を高精度に解く方法を、同大学大学院情報科学研究科とデンソー先端技術…詳細を見る -
テラヘルツ量子カスケードレーザー、非平衡グリーン関数法で高出力化に成功
理化学研究所(理研)は2019年2月15日、光量子工学研究センターのテラヘルツ量子素子研究チームが、非平衡グリーン関数法に基づく第一原理計算を用いることで、テラヘルツ量子カスケードレーザーの高出力化と高温動作性能の向上に…詳細を見る -
大気と体温の温度差で発電する伝導性ポリマーを開発――身体に装着するだけでデバイスを充電
マサチューセッツ大学アマースト校(Umass Amherst)の研究者らが、人間の体温と空気の温度差を利用し電力を生み出して、活動量計のような小型ウェアラブル端末を充電できる布地を開発した。研究成果は、『Advanced…詳細を見る