カテゴリー:電気・電子系
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磁性粒子の集団運動の制御に成功――磁性ロボットの複数同時制御の実現に期待 大阪大など
大阪大学は2019年10月17日、格子状に配置された磁気回転子の集団的な回転パターンを制御する手法を発見したと発表した。なお、この研究は、マックス・プランク研究所、オックスフォード大学、エクセター大学との共同で行われてい…詳細を見る -
赤錆を光触媒に用いて水と太陽光から水素を高効率に製造――太陽光水素製造システムの実現に一歩前進 神戸大など
神戸大学は2019年10月23日、名古屋大学、高輝度光科学研究センターと共同で、太陽光と水から水素を高効率に生成できる光触媒「ヘマタイトメソ結晶光触媒電極」を開発したと発表した。 環境/エネルギー問題の高まりから、…詳細を見る -
レクサス、EVコンセプトカー「LF-30 Electrified」を世界初公開――2020年に初のEVモデルを市場投入
レクサスは、第46回東京モーターショーにおいて、同社の電動化ビジョンを象徴するEVコンセプトカー「LF-30 Electrified」を発表した。(執筆:後藤銀河) [caption id="attachment_…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池世界市場、2020年には200GWh超に――環境規制が進み、自動車メーカーの電動化シフトが鮮明に 矢野経済研究所予測
矢野経済研究所は2019年10月21日、車載用リチウムイオン電池の世界市場調査結果を発表した。 同調査によると2018年の車載用リチウムイオン電池の世界市場規模は、容量ベースで110.5GWh(前年比192.4%)…詳細を見る -
高精度な地図情報のない道路でも自動運転を可能にする技術を開発 三菱電機
三菱電機は2019年10月21日、高精度の地図情報が整備されていない一般道などでの自動運転を可能にする技術を開発したと発表した。 三菱電機はこれまで、ミリ波レーダーやカメラなどを用いた周辺センシング技術を活用する「…詳細を見る -
フィルム型ペロブスカイト太陽電池を活用した自立電源型IoT環境センサーシステムを開発 京都大学
京都大学は2019年10月18日、リコー電子デバイスおよびニチコンと共同で、フィルム型ペロブスカイト太陽電池を活用した自立電源型IoT環境センサーシステムを開発したと発表した。世界初の試みだという。 同システムはフ…詳細を見る -
動作中の金電極表面の原子スケール観察に成功――電子を利用した新たなナノ材料の開発に期待 大阪大学
大阪大学は2019年10月16日、動作中の金ナノギャップ電極表面の構造が原子スケールで連続的に変化する現象を世界で初めて明らかにしたと発表した。 金は化学的に不活性な金属であることから電極材料として広く利用されてき…詳細を見る -
マイクロ波を電気に変換する高感度ダイオードを開発――無電源でのインフラモニタリングが可能に
科学技術振興機構と富士通、首都大学東京の共同研究チームが、ナノワイヤ形状のバックワードダイオードを用い、微弱な電波を電気に変換できる、高感度な整流素子を開発した。5G通信時代の到来により豊富に存在することになる微弱電波を…詳細を見る -
有機太陽電池の電圧損失の抑制に成功――高効率無機太陽電池と同等の20%を超える高い光電変換効率が可能 分子科学研究所
分子科学研究所は2019年10月16日、有機太陽電池の電圧損失を高効率無機太陽電池と同水準まで抑制することに成功したと発表した。 有機太陽電池は、無機太陽電池と比べて安価かつ軽量な上、柔軟などの性質を有する。さらに…詳細を見る -
モーターの電気エネルギー損失を減らすナノ結晶薄帯の量産化にめど――電磁鋼板を幅広く代替の可能性
科学技術振興機構(JST)は2019年10月15日、超低損失ナノ結晶薄帯の量産化にめどが立ったと発表した。モーターなどに使用している電磁鋼板よりも電気エネルギーの損失をより少なく抑えられ、電気自動車(EV)用モーターなど…詳細を見る