カテゴリー:電気・電子系
-
リコー、高速/低消費電力なGBDTモデル学習回路アーキテクチャを開発――AIモデルの学習を26倍高速化、電力効率を90倍に
リコーは2018年12月26日、機械学習の一手法であるGBDTモデルの学習を高速化/低消費電力化する回路アーキテクチャを開発したと発表した。 GBDT(勾配ブースティング決定木)は、人工知能(AI)の学習方法である…詳細を見る -
高速な磁壁移動を電界効果で制御することに成功――磁気メモリーデバイスの高性能化に道 東京大学など
東京大学、電気通信大学、日本原子力研究開発機構(JAEA)は2018年12月22日、絶縁体を介して磁石に電圧を加える「電界効果」という手法を用いて、秒速100メートルを超える高速な磁気の壁(磁壁: N極とS極の境界)の運…詳細を見る -
タトゥーのように電子回路を貼る――肌に密着するフレキシブルな電子スキン
人間の肌は、圧力、温度その他周囲の環境を感じ取るための敏感な神経細胞を有している。ロボットや人工器官でこれらの能力を実現すべく、科学者達は電子スキンの開発に挑んでいる。これまでに、皮膚に電子回路を直接プリントする方法や、…詳細を見る -
結晶シリコン系太陽電池の新材料、酸化チタン薄膜のヘテロ界面の構造を解明――高効率化に期待 名古屋大
名古屋大学は2018年12月20日、同大大学院の山本剛久教授と宇佐美徳隆教授らの研究グループが、高いパッシベーション性能を示す酸化チタン極薄膜を開発し、それと結晶シリコンとのヘテロ界面の電子構造を原子レベルで明らかにした…詳細を見る -
リチウムイオンの数倍高性能――液体電解質を用いたフルオライドイオン電池
ホンダ・リサーチ・インスティチュート、アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所、カリフォルニア工科大学、ローレンス・バークレー国立研究所は2018年12月6日、室温で日常的に使用可能なフッ化物イオン電池を作製…詳細を見る -
汚染された水から有害な水銀を効率的に除去する手法を発明
水銀や有害な重金属による水質汚染は、環境破壊をもたらし、深刻な健康被害を引き起こす大きな問題だ。スウェーデンのチャルマース工科大学の研究者らは、電気化学プロセスによって汚染された水を浄化する全く新しい方法を発明した。研究…詳細を見る -
植物がセンサに、光に反応し自動的に移動するロボット「Elowan」
植物を光センサとして活用し、光の当たる方向に自動的に移動できるインタラクティブデバイス「Elowan」をMITが開発した。植物を電子回路のように利用するというコンセプトの独創性が、話題となっている。 Elowanは…詳細を見る -
JAXA、今年度内の打ち上げ予定の衛星技術実証機について報告――人工流れ星衛星の実証など13テーマを選定
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年12月19日、今年度内に打ち上げ予定の革新的衛星技術実証1号機に関する概要、目的、実証テーマなどを発表した。 小型実証衛星1号機(以下、1号機)は、イプシロンロケット4号…詳細を見る -
月明かりから太陽光下まで、広範囲を高精度で認識――ソニー、車載カメラ向けCMOSイメージセンサー「IMX490」を商品化
ソニーは2018年12月18日、車載カメラ向けの1/1.55型有効540万画素CMOSイメージセンサー「IMX490」を商品化し、2019年3月からサンプル出荷を開始すると発表した。従来と同等の分解能を維持しつつ、より広…詳細を見る -
電力供給なしでトランジスタの電流を増幅させることに成功――アスピレーターの原理を応用 静岡大など
静岡大学は2018年12月18日、NTT、北海道大学と共同で、電力供給せずにトランジスタの電流を増幅させることに成功したと発表した。ノズルから高圧で水や空気を噴出させるアスピレーターの原理を応用したもので、新たな低消費電…詳細を見る