カテゴリー:電気・電子系
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ナイロンを使い、透明で厚さ数百nmの強誘電性フィルムを開発――電子テキスタイルなどに応用可能か
独マックスプランク高分子研究所の研究グループは、ヨハネス・グーテンベルク大学マインツ、ウッチ工科大学と共同で、人間の髪の毛より数百倍薄いナイロンフィルムを開発した。厚さはわずか数百ナノメートルで、曲げられる電子機器や衣類…詳細を見る -
50nm台の波長分解能を持つ分光型赤外線センサーを開発――熱ふく射の波長分布が未知の物体でも、非接触で真温度計測可能に NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2019年8月26日、物質の熱ふく射を波長分解するとともに、飛来する方向を絞って検出できる多波長型 (分光型) の赤外線センサーを開発したと発表した。同センサーは50nmの波長分解能と±1…詳細を見る -
自動車向け大型二次電池の世界市場、2030年に約15兆円規模に――EV向けが市場をけん引 富士経済調査
富士経済は2019年8月26日、自動車向けおよび電力貯蔵向け大型二次電池の世界市場調査結果を発表した。 同調査では、2018年の自動車向け二次電池市場は3兆9174億円、2030年には3.8倍の14兆9610億円に…詳細を見る -
厚さわずか数μm、柔らかく装着感のないウェアラブル電子デバイスを開発
健康管理を目的に心拍数などを計測するウェアラブルデバイスの普及が進んでいるが、米ヒューストン大学は、着けていることを感じさせないほど薄く、柔らかく、伸縮性のあるウェラブル電子デバイスを開発し、アメリカ科学振興協会(AAA…詳細を見る -
汎用元素のみで構成する熱電発電モジュールを開発――材料費を大幅削減、希少・毒性元素を含まず、低温度域で発電可能 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2019年8月21日、物質・材料研究機構(NIMS)、アイシン精機、茨城大学と共同で、環境調和性に優れる鉄-アルミニウム-シリコン系熱電材料を使った熱電発電モジュールを世界…詳細を見る -
有機薄膜太陽電池の光電変換効率を向上する手法――インクジェット印刷可能な太陽電池も
カンザス大学の研究チームが、有機半導体と2次元 MoS2単原子層のハイブリッド接合を利用した太陽電池デバイスにおいて、光電変換効率を向上する手法を考案した。接合界面近傍のエネルギー地形を制御して、フリー電子を発生させるた…詳細を見る -
ストリームデータを一切止めずにロスレス圧縮できるLSIを開発――圧縮の消費電力が従来比1/30に NEDOとストリームテクノロジ
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と筑波大学発ベンチャーのストリームテクノロジは2019年8月20日、センサーやデバイスから流れ続けるデータ(ストリームデータ)を一切止めずに連続的にロスレス圧縮できる技術「L…詳細を見る -
2回まばたきでズーム――目の動きで制御する”ロボティックレンズ”を研究開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校を中心とした研究チームは、目の動きによって動作を制御するソフトロボティックレンズを開発した。2回まばたきをするとレンズがズームイン、ズームアウトし、左、右、上、下を見るとレンズが追従する。…詳細を見る -
世界最薄/最軽量のノイズ低減機能付き生体計測回路を開発 産総研など
産業技術総合研究所(産総研)は2019年8月16日、大阪大学産業科学研究所と共同で、世界最薄/最軽量となる生体計測用の差動増幅回路の開発に成功し、ノイズの少ない高精度の心電計測を実証したと発表した。 研究では、有機…詳細を見る -
熱を閉じ込めて光に変換するカーボンナノチューブ薄膜を開発
米ライス大学の研究チームは、単層カーボンナノチューブ(CNT)薄膜を利用して熱をエネルギーに変換する技術を開発した。「ハイパボリック(双曲型)サーマルエミッタ」と呼ぶ整列したCNTは、空気中に拡散していく熱(中赤外線)を…詳細を見る