カテゴリー:電気・電子系
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光の力でナノ粒子を捕集――北大ら、ナノ粒子をワンステップで配置/固定する新技術を開発
北海道大学は2018年5月31日、熊本大学と共同で、金属のナノサイズ空隙にナノ粒子を非接触で捕集し、ワンステップで配置/固定する新技術を開発したと発表した。 医薬品、化粧品、燃料電池の触媒など幅広く利用されているナ…詳細を見る -
圧電セラミックスで振動を抑える制振階段「SPADA-stairs」――竹中工務店、床制振技術を応用
竹中工務店は2018年5月30日、鉄骨造建物の床に生じる微細な振動を低減することで居住性を改善する床制振技術「SPADA-floor」を鉄骨階段に応用した「SPADA-stairs」を、同社の大阪本社改修時に初適用したと…詳細を見る -
パナソニック、半導体パッケージやモジュールに適した超低伝送損失基板材料を開発
パナソニックのオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社は2018年5月29日、半導体パッケージやモジュールに適した超低伝送損失基板材料を製品化し、6月から量産を開始すると発表した。同社によると、20GHzで同社従来…詳細を見る -
JSTと東北大、スピン流スイッチの動作原理を発見――エレクトロニクスの次、高速・省電力デバイス開発のカギとなる「スピントロニクス」発展の一助に
科学技術振興機構(JST)と東北大学は2018年5月29日、スピン流の流れやすさを制御するスピン流スイッチの原理を発見・実証したと発表した。 高速な不揮発メモリーや超高密度なハードディスクなど、次世代情報処理技術「…詳細を見る -
宇宙線ミュオンが電子機器の誤作動を起こすーー九州大などが負ミュオンは正ミュオンよりもビット反転を起こすことを実証
九州大学や大阪大学などの共同研究グループは2018年5月29日、J-PARC物質・生命科学実験施設(MLF)内のミュオン実験装置MUSEで半導体デバイスに対する正および負ミュオン照射試験を行い、正ミュオンに比べて負ミュオ…詳細を見る -
超音波で神経パルスを送り込む――ワイヤレス末梢神経刺激システム「StimDust」
カリフォルニア大学バークレー校の電子工学科およびコンピューター科学科のRikky Muller准教授らのグループが2018年4月10日、砂粒ほどのサイズのワイヤレス末梢神経刺激システム「StimDust」を開発したと発表…詳細を見る -
ソニー、0.5型UXGA有機ELマイクロディスプレイ「ECX339A」を商品化
ソニーは2018年5月28日、0.5型では最高解像度となるUXGA(1600×1200)の有機ELマイクロディスプレイ「ECX339A」を商品化すると発表した。 ECX339Aは、ソニー独自の有機ELディスプレイ技…詳細を見る -
ベルニクス、最大出力350Aまで可能なフルデジタル制御のPOLコンバータ「BDXシリーズ」発売
ベルニクスは2018年5月28日、10nm/7nmプロセス対応で、最大出力350Aまで可能なフルデジタル制御のPOLコンバータ「BDXシリーズ」を発売したと発表した。 同コンバータは、0.5Vからの低電圧および10…詳細を見る -
リテルヒューズ、自動車用アプリケーション向け表面実装ヒューズ「885シリーズ」を発売――高密度基板のスペース縮小を実現
リテルヒューズは2018年5月25日、高電圧自動車用アプリケーション向けの表面実装ヒューズ「885シリーズ」を、同年5月下旬に発売すると発表した。 885シリーズは、最大1500Aの遮断定格を備えた、最大350VA…詳細を見る -
サステナブルな有機半導体製造方法を開発――脱水反応によるヘテロアレーンの合成に成功
カナダのウォータールー大学の研究チームは、共役ポリマーを作る安価で簡単な方法を開発した。よく知られている共役ポリマーであるポリアセチレンは、1970年代に白川英樹博士らにより、電子受容体であるヨウ素をドーピングすることで…詳細を見る