カテゴリー:エンジニア分野別
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ウルトラファインバブルを用いた金属腐食抑制に成功――地熱発電で使われる配管と同じ鋼材の腐食を20~50%抑制 九州大学と安斉管鉄
九州大学は2020年10月9日、安斉管鉄と共同で、数十~数百nm径の超微小気泡であるウルトラファインバブルを用いた金属腐食の抑制に成功したと発表した。 地熱発電は再生可能エネルギーとして注目されており、日本国内での…詳細を見る -
2万8000年作動するダイヤモンド電池の実現に向けて――核廃棄物が原料
カリフォルニアのスタートアップNDBが、リサイクルされた核廃棄物から作られ、数千年間も作動を続ける自己充電式のナノダイヤモンドバッテリー(NDB:Nano-Diamond Battery)の概念実証試験に成功したと発表し…詳細を見る -
ワニにヘリウムガスを吸わせたら――2020年イグ・ノーベル賞、京都大准教授が音響学賞受賞
ノーベル賞のパロディであり、「人々を笑わせ、そして考えさせる業績」に贈られるイグ・ノーベル賞が2020年9月17日に発表された。今回選ばれた10部門には、京都大学の西村剛准教授をはじめとする国際研究チームも含まれている。…詳細を見る -
東大、ミリ波・テラヘルツ波の新しい磁気記録方式「集光型ミリ波アシスト磁気記録」の原理検証に成功
東京大学は10月8日、ミリ波を用いた新しい磁気記録の方式として、「集光型ミリ波アシスト磁気記録(Focused Millimeter Wave-Assisted Magnetic Recording:F-MIMR)」とい…詳細を見る -
ロボットグリッパー向け伸縮自在な接触センサーユニットを開発――傷みやすい物のピッキング作業の自動化へ 大日本印刷
大日本印刷は2020年10月9日、AIやセンサーなどを生かして物をつかむロボットグリッパー向けに、独自の伸縮自在な配線構造を持ち、樹脂などの柔軟な部分にも直接装着できる接触センサーユニットを開発したと発表した。同接触セン…詳細を見る -
翼と胴体が一体化したV字型飛行機「Flying-V」、スケールモデルの飛行に成功
オランダのデルフト工科大学がKLM、Airbusと共同で開発中の新型旅客機「Flying-V」のスケールモデルが初飛行に成功した。 Flying-Vは、エネルギー効率に優れた新しいコンセプトの長距離航空機。客室、貨…詳細を見る -
レーザー誘起グラフェンベースの高精度ウェアラブルガスセンサーを開発
ペンシルベニア州立大学を中心とした国際共同研究チームは、「レーザー誘起グラフェン(LIG)」をベースに、二硫化モリブデンと還元型酸化グラフェンのナノコンポジットを組み合わせて、環境センシング向けの伸縮可能なウェアラブルガ…詳細を見る -
特殊プラスチックコーティングでウイルスを無力化するボールペン
独Messmer Penが、ウイルスを無力化する特殊コーティングを施したボールペン「Protect Pen」を開発したと発表した。ボールペン外側に施されたコーティングは新型コロナウイルス対策にも有効であるとしており、診療…詳細を見る -
JAL、独Volocopterとの業務提携締結を発表――2023年までに「空飛ぶタクシー」を実用化か
日本航空(JAL)は、2020年9月29日、エアモビリティ分野に関する業務提携を独Volocopterと締結したと発表した。日本の各県や市に共同でアプローチし、今後3年以内に日本での商業サービス開始に向けて準備を進めてい…詳細を見る -
特殊熱処理技術で長寿命化した円すいころ軸受「ETFA軸受」を開発 NTN
NTNは2020年10月8日、建設機械や鉱山機械など過酷な使用環境での用途向けに、特殊熱処理技術によって長寿命化した円すいころ軸受「ETFA軸受」を開発したと発表した。同社標準品に比べ、異物混入潤滑条件下で6倍以上長寿命…詳細を見る