カテゴリー:制御・IT系
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超伝導を電圧でオンオフできる、「魔法の角度」をもった積層2Dグラフェンを作製
テキサス大学(UT)オースティン校を中心とする国際研究チームが、2層から成るグラフェンシートの各々の方向を、1.1度で正確に回転させると、近接する幾つかの電子エネルギー準位で、超伝導状態と絶縁状態が交互に生じることを明ら…詳細を見る -
14歳の女子中学生、自動車の死角を減らす装置を発明する――科学コンテストで最優秀賞を受賞
ペンシルベニアの女子中学生Alaina Gasslerさんが、中学生向け科学コンテスト「Broadcom MASTERS」で最優秀賞のSamueli財団賞(賞金25000ドル)を受賞した。受賞したプロジェクトは、「死角を…詳細を見る -
MIT、電力を使わず冷却するシステムを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、2019年10月30日、電力を使用しない冷却システムを開発したと発表した。研究成果は『Science Advances』誌に2019年10月30日付で掲載されている。 この冷…詳細を見る -
皮膚温で柔らかくなり、形を変えられる電子システムを開発
韓国の国立大学KAIST電気工学部の研究チームは、2019年11月4日、形状、柔軟性、伸縮性を機械的に変更できる電子プラットフォーム「Transformative Electronics Systems」を開発したと発表…詳細を見る -
常磁性体で熱を有用なエネルギーに変える新しい方法――パラマグノンを使って熱を電気エネルギーに変換する研究
オハイオ州立大学、ノースカロライナ州立大学、中国科学院、オークリッジ国立研究所の科学者たちによる国際研究グループは、熱を電気に変換する新たな方法を発見した。研究成果は、2019年9月13日に『Science Advanc…詳細を見る -
空気の流速を3次元計測する手法を開発
米イリノイ大学航空宇宙工学科博士課程学生のKevin Kim氏は、気流が高速でどのように混合されるかを計測する実験セットアップをつくり、XYの2成分のみならず、スパン方向の速度の測定にも成功したと発表した。研究成果は『A…詳細を見る -
数学が得意で自信のある人ほど成功する?――自信の有無で約1000万円の所得格差
オハイオ州立大学が実施した2つの調査から、数学の能力が高くてそのことに自信のある人は、数学の能力が高くてもそのことに自信のない人に比べて、経済的にも健康的にも優位であるということが分かった。例えば、その差は年収に換算して…詳細を見る -
MIT、ロボットが物体を素早くつかんで動かせるアルゴリズムを開発
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、ロボットが物をつかむまでのシーケンスを高速化できるアルゴリズムを開発した。従来500秒以上かかる計算をわずか1秒以内で完了することが可能で、ピッキングやソート、複雑なツ…詳細を見る -
離散事象を伴うモデル予測制御の高速アルゴリズムを開発――2足歩行ロボットなどの性能を限界まで引き出すことが可能に 京都大学とトヨタ
京都大学は2019年11月12日、トヨタ自動車と共同で、制御対象に状態やシステムの不連続な変化(離散事象)を伴う実時間最適制御(モデル予測制御)を可能にする高速アルゴリズムを開発したと発表した。 刻々と変化する状…詳細を見る -
MIT、静電吸着を利用したスタンプを開発――カーボンナノチューブで微小物体を掴む
米マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、カーボンナノチューブ(CNT)と静電吸着を利用した新しいナノレベルの転写技術を開発した。20nm幅の小さなものも取り上げて、所定の場所に置くことができる。小型電子機器の…詳細を見る