タグ:ファンデルワールス力
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世界で最も細い金属ナノワイヤーを開発――絶対零度で安定であり銅と炭素原子で構成
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究チームが、コンピューター計算手法を用いて、世界で最も細い金属ナノワイヤーCuC2を見いだした。微細構造化が進む電子デバイスにおいて、微細な端子間伝送路や積層間ビアなどに応用…詳細を見る -
クリプトン原子をカーボンナノチューブ内に閉じ込めて原子同士が結合する様子をリアルタイムで観察可能に
英ノッティンガム大学を中心とした研究チームは、貴ガス(希ガス)であるクリプトン(Kr)の原子をカーボンナノチューブ内に閉じ込めて1次元の気体を形成することに成功した。さらに、最先端の透過電子顕微鏡(TEM)法を用いて、K…詳細を見る -
タコの吸盤がヒント――3Dプリント技術を使い水中でも掴みやすいグローブを開発
バージニア大学を中心とするアメリカの研究チームは、タコの吸盤に着想を得たグリップグローブを開発した。水中で確実に物をつかむことができ、吸着状態を素早く切り替えることが可能だ。研究成果は『Science Advance』誌…詳細を見る -
新たな2D材料を求めて――データマイニングで金属酸化物系2D材料を探索する手法を開発
ヘルムホルツ研究機構ドレスデン-ロッセンドルフ(HZDR)を中心とした、ドイツとアメリカの共同研究チームが、グラフェン等とは異なる金属酸化物を基本とした新たな2D材料を探索する理論予測手法を構築した。3D材料ブロックから…詳細を見る -
ガラス上でテントウムシが滑らないのはなぜか、40年議論された脚裏の接着原理を解明 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)は2021年6月3日、東京大学、キール大学と共同で、長年議論が続いていたテントウムシの脚裏の接着原理を解明したと発表した。分子間力(ファンデルワールス力)が主な接着の原因であることを証明した…詳細を見る -
2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料を開発――太陽光発電と量子コンピューティング両方に役立つ可能性
太陽エネルギー用途と量子コンピューティング用途の両方に役立つという2種類の電子特性を切り替えられる多機能ナノ材料が開発された。この研究は米ライス大学によるもので、研究成果は『Nano Letters』に2020年12月2…詳細を見る -
バッテリーに匹敵する高効率スーパーキャパシタを実現する、グラフェンハイブリッド材料を開発
独ミュンヘン工科大学は、2021年1月4日、新しいグラフェンハイブリッド材料を作製し、バッテリーに匹敵する高効率のスーパーキャパシタを開発したと発表した。研究成果は『Advanced Materials』に2020年12…詳細を見る -
LEDの発光色を自由にカスタマイズ――2D材料を積層した「人工半導体」を開発
ジュネーヴ大学とマンチェスター大学の共同研究チームが、原子数個分の厚さの2D材料を積層したヘテロ構造により、任意の色を発光できる半導体デバイスを作成する手法を考案した。遷移金属カルコゲナイドなどの2D材料を組み合わせて積…詳細を見る -
世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功
アメリカのバーモント大学の博士課程学生のSanghita Sengupta 氏らは、世界で最も薄い液体薄膜を作り出すことに成功したと発表した。研究成果は『Physical Review Letters』に論文「Theor…詳細を見る