タグ:リチウムイオン電池
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テキサス大学、従来の3倍以上の電流密度をもつ全固体電池を開発
テキサス大学オースティン校のJohn Goodenough教授率いる研究チームは、より安全で充電が速く寿命の長い全固体電池(all-solid-state battery)を開発した。同教授は現在94歳。リチウムイオン電…詳細を見る -
日立金属ネオマテリアル、高容量リチウムイオン電池用クラッド集電箔を開発
日立金属ネオマテリアルは2017年1月23日、高容量リチウムイオン電池(LiB)用クラッド集電箔を開発したと発表した。同クラッド集電箔はすでに、公的研究機関や電池メーカーで良好な成果を上げているという。2019年頃に量産…詳細を見る -
リチウムイオン電池のエネルギー損失を防止する新手法、エネルギー密度を10~30%増大
米コロンビア大学工学部材料科学科の研究者が、リチウムイオン電池のエネルギー密度を10~30%増大させる新しい手法を開発した。リチウムイオン電池を初めて充電するときのエネルギー損失を防止し、電池のサイクル寿命を引き延ばすと…詳細を見る -
トヨタ、充放電時に電解液中を移動するリチウムイオンの観察手法を確立
トヨタ自動車は2016年11月24日、リチウムイオン電池の充放電時に電解液中を移動するリチウムイオンの挙動を観察する手法を世界で初めて開発したと発表した。この手法により、リチウムイオン電池性能低下の原因となるリチウムイオ…詳細を見る -
材料は化石?——安価で大容量なリチウムイオン電池の開発へ
米カリフォルニア大学リバーサイド校工学部の研究チームが、珪藻という単細胞藻類の化石からリチウムイオン電池のシリコン製陽極を作り出す手法を開発した。この手法は安価な上にエネルギー効率が高い。しかも、電気自動車などに向けた超…詳細を見る -
車載用リチウムイオン電池世界市場、2020には約5倍に拡大——矢野研調査
矢野経済研究所(矢野研)は2016年10月17日、車載用リチウムイオン電池(LiB)世界市場についての調査結果を発表した。さらに同調査結果を基に、2015年は3万MWh程度だった車載用LiB世界市場が、2020年には1…詳細を見る -
冨士色素、イオン液体の研究開発や製造を開始——用途はアルミニウム空気電池の二次電池化など
冨士色素は2016年9月2日、イオン液体の研究開発、合成、製造を開始したと発表した。イオン液体の主な用途には、アルミニウム空気電池の二次電池化などを想定している。 イオン液体は、イミダゾリウムイオンやピリジニウムイ…詳細を見る -
東大が水ベースのリチウムイオン伝導性液体を発見、超3V級電池の電解液に
東京大学は2016年8月27日、“水”をベースとした安全・安価・高性能なリチウムイオン伝導性液体「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見したと発表した。この液体は、高いリチウムイオン輸送特性と高い電圧耐性を備え、3…詳細を見る -
東大、燃えにくい電解液を用いた4.6Vリチウムイオン電池を開発 高電圧と安全性を両立
2016年6月29日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の山田淳夫教授と山田裕貴助教らのグループは、物質・材料研究機構、科学技術振興機構との共同研究により、リチウムイオン電池の高電圧作動を可能にする新たな電解…詳細を見る -
産総研、正極側の活物質と電解液に共融系液体を用いた二次電池を開発
産業技術総合研究所は2016年6月8日、正極側の活物質と電解液に共融系液体を利用した二次電池の試作品を発表した。正極側の電解液を別途必要とせず、また固体で問題になる構造劣化が生じない点が、電池を構成する上での大きな利点に…詳細を見る