タグ:リチウムイオン電池
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コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功――新規フッ化物固体電解質のコーティング技術を開発 東北大学
東北大学は2021年9月27日、コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功したと発表した。 現在、リチウムイオン電池の正極にはコバルトが使用されている。電気自動車などの市場拡大によって2030年までに…詳細を見る -
リチウムイオンの10%のコストで電力を保存する「鉄空気電池システム」
地球温暖化を抑制し、持続可能な社会の実現に向けて、電力源を石油や石炭などの化石燃料から、太陽光や風力などの再生可能エネルギーに転換することが求められている。しかし、自然エネルギーによる発電は天候の影響を受け、出力変動が大…詳細を見る -
リチウムイオン電池とEVとの関係とは?[脱炭素社会の主役、リチウムイオン電池開発の最新事情]
脱炭素社会におけるエネルギー基盤を支える次世代型バッテリー パリ協定で、世界の気温上昇を産業⾰命前より2℃を⼗分に下回る⽔準に抑え、また1.5℃に抑えることを⽬指すという水準が示される中、世界各国で「カーボンニュー…詳細を見る -
リチウムイオン電池の内部をリアルタイムで観察可能な低コストの画像処理技術を開発
ケンブリッジ大学の研究チームが、リチウムイオン電池の内部を観察し、電池の充放電に伴ってリチウムイオンが移動する様子をリアルタイムで追跡できる、実験室ベースで低コストの技術を開発した。研究者らは、この技術を用いて充電速度を…詳細を見る -
海水から微量リチウムを抽出、濃縮できる電気化学セルを開発
サウジアラビアのアブドラ国王科学技術大学院大学(KAUST)の研究チームが、リチウム・ランタン・チタン酸化物(LLTO)から構成されるセラミックメンブレンを利用して、海水から微量リチウムイオンを分離する電気化学セルを開発…詳細を見る -
負極用の多孔性中空ナノ材料を開発――電気自動車のバッテリー容量を3倍に
ロシア国立科学技術大学(NUST MISIS)の研究チームが、リチウムイオン電池で用いられているグラファイトに代わる負極材料として、電池容量を増大し耐用年数を延長することができる新しいナノ材料を合成することに成功した。リ…詳細を見る -
従来よりも高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現 東大
東京大学は2021年4月2日、東京大学大学院工学系研究科化学システム工学専攻の研究グループが、従来のリチウムイオン電池(4.3V)よりもはるかに高い5.2Vを上限作動電圧とするリチウムイオン電池の長期安定作動を実現したと…詳細を見る -
疎水性の非アルカリ電解質を使い、充電可能な空気亜鉛電池を開発
ドイツのミュンスター大学(ヴェストファーレン・ヴィルヘルム大学)を中心とする国際研究チームは、空気亜鉛電池を二次電池化できる技術を開発した。正極に空気、負極に亜鉛(Zn)を利用する空気亜鉛電池は、安全、安価、軽量というメ…詳細を見る -
リチウムイオン電池負極の性能を向上させるナノ構造体の特定に成功――シリコンアノードを改良 沖縄科学技術大学院大学
沖縄科学技術大学院大学は2021年2月5日、リチウムイオン電池の負極(アノード)の性能を向上させるシリコンナノ構造体を特定したと発表した。 リチウムイオン電池は電力が強く持ち運びや充電が可能なことなどから、さまざま…詳細を見る -
EVを6分間で急速充電――充放電時間を大幅に短縮する技術を開発
持続可能社会を実現するための重要な移動手段として普及が進む電気自動車(EV)の多くは、大容量のリチウムイオン電池を採用しており、車のトータルパフォーマンスはこの電池の性能に大きく左右される。 EVの大きな課題のひと…詳細を見る