タグ:リチウムイオン電池
-
木材由来の新材料で、リチウムイオン電池の出力/安全性を向上 米ブラウン大学など
高出力で、より安全な固体材料を用いたリチウムイオン電池の研究が進められている。米ブラウン大学とメリーランド大学の共同研究チームは、「木」というこれまでにない材料から固体電池の材料を開発した。この研究成果は2021年10月…詳細を見る -
再生可能エネルギーと親和性の高い「レドックスフロー電池」――住友電気工業
住友電気工業株式会社 エネルギーシステム事業開発部 RF電池部 電池設計グループ 主査 越智 雄大氏 GREEN×GLOBE Partners (GGP) は、三井住友フィナンシャルグループが運営する環境・…詳細を見る -
高い安全性と性能を兼ね備えた次世代電池「半固体電池」を開発 山形大や大阪ソーダなど
山形大学や大阪ソーダなどは2021年12月2日、電解液をゲル状にした安全性の高い「半固体電池」の開発に成功し、世界で初めて実用化すると発表した。現在、量産に向けた準備が進められており、2022年中に販売される見込み。半固…詳細を見る -
UCSD、リチウム金属電池の性能を改良する積層圧力を発見
リチウム金属電池は、リチウムイオン電池の負極で利用される炭素系材料の代わりにリチウム金属を使用する電池だ。充放電時に電極近傍でリチウム金属が析出してデンドライトと呼ばれる樹枝状結晶が成長しやすく、電池寿命が短いことや、シ…詳細を見る -
ケイ砂の蓄熱を利用――再生可能エネルギーを安価に保存するシステムを開発中
米国立再生可能エネルギー研究所(NREL)の研究チームは、砂を使った熱エネルギーの貯蔵技術「ENDURING(Economic Long-Duration Electricity Storage by Using Low…詳細を見る -
高エネルギー密度で長寿命――UCSD、全固体型リチウムイオン電池を開発
カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の研究チームが、マイクロサイズのシリコン粒子で構成される負極と、硫化物系固体電解質を用いたリチウムイオン電池を開発した。充電に伴って負極に高密度化したLi-Si合金粒子が形成さ…詳細を見る -
持続可能なナトリウムイオン電池への扉を開く新しいグラフェン――エネルギー容量を従来の約10倍に
ナトリウム電池用の高性能電極材料を作製するための新しいコンセプトが発表された。新しいタイプのグラフェンを用いて、世界で最も一般的で安価な金属イオンの1つであるナトリウムを貯蔵するというものだ。この研究はスウェーデンのチャ…詳細を見る -
EV普及のカギとなるリチウム金属電池の研究
カールスルーエ工科大学(KIT)のヘルム(HIU)ホルツ協会ウルム研究所の研究チームが、現行リチウムイオン電池と比較し、極めて高いエネルギー密度と優れた容量安定性を有するリチウム金属電池を実現する手法を考案した。正極材料…詳細を見る -
コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功――新規フッ化物固体電解質のコーティング技術を開発 東北大学
東北大学は2021年9月27日、コバルトフリーなリチウムイオン電池正極の高電圧作動に成功したと発表した。 現在、リチウムイオン電池の正極にはコバルトが使用されている。電気自動車などの市場拡大によって2030年までに…詳細を見る -
リチウムイオンの10%のコストで電力を保存する「鉄空気電池システム」
地球温暖化を抑制し、持続可能な社会の実現に向けて、電力源を石油や石炭などの化石燃料から、太陽光や風力などの再生可能エネルギーに転換することが求められている。しかし、自然エネルギーによる発電は天候の影響を受け、出力変動が大…詳細を見る