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クモ糸は想定より複雑な複合素材と判明――物性を2倍以上にするタンパク質も発見 京都大学ら
京都大学は2021年07月29日、慶應義塾大学、理化学研究所、Spiberと共同で、ジョロウグモ亜科4種のゲノムを決定した上でマルチオミクス解析を実施し、研究対象のクモ糸がこれまで考えられていた以上に複雑な複合素材である…詳細を見る -
高いキャリア移動度を有し、低電圧で駆動可能な有機半導体材料を発見――フレキシブルディスプレイなどでの応用に期待 理化学研究所
理化学研究所は2021年7月5日、高いキャリア移動度を有しながら、低電圧で駆動可能な有機半導体材料を発見したと発表した。 有機半導体材料は、軽量でフレキシブルという特性を有する一方で、無機半導体材料と比べてキャリア…詳細を見る -
3量子ビットの制御および量子もつれ状態の生成に成功――大規模量子コンピューターの実現に寄与 理化学研究所
理化学研究所は2021年6月8日、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンを用いることで、3量子ビットの制御および量子もつれ状態の生成に成功したと発表した。 シリコン量子ドット中の電子スピンを用いたシリコンスピン量…詳細を見る -
世界最薄レベルの約3µm厚の超薄板ガラスを作製する方法を開発――圧力センサーに応用できることを示す 理研
理化学研究所(理研)は2021年3月10日、同所生命機能科学研究センター集積バイオデバイス研究チームが、炉内でガラスシートを加熱延伸することにより、厚み約3µmのガラスシートを作製する方法を開発したと発表した。世界最薄レ…詳細を見る -
テラヘルツカメラパッチシートを開発――自由度の高いフレキシブル非破壊検査を達成 東工大と理研
東京工業大学は2021年2月3日、同大学科学技術創成研究院と理化学研究所の研究グループが、様々なモノに適用できるフレキシブル非破壊検査シートを開発したと発表した。カーボンナノチューブ膜を材料としたテラヘルツカメラパッチシ…詳細を見る -
蛍光により高分子の結晶成長過程の可視化/定量評価に成功――結晶性高分子の設計や成形加工法への波及効果に期待 東工大
東京工業大学は2021年1月5日、同大学物質理工学院の研究チームが、高分子の結晶成長過程を蛍光によって可視化、定量評価することに成功したと発表した。高分子結晶化の理解に貢献し、結晶性高分子の設計や成形加工法への波及効果が…詳細を見る -
無機物質と水のみから生体同様に動的に力学物性を変化させる「ハイドロゲル」を開発 理化学研究所
理化学研究所は2020年11月27日、無機ナノシートと水のみを利用して、生物のような力学物性を動的に変化させる「ハイドロゲル」の開発に成功したと発表した。 無機物質は、基本的に硬く、刺激応答性に乏しいため、生体特有…詳細を見る -
バイオマス由来の難重合性モノマーを効率的に高分子量化するシステムを開発――有機酸触媒を用いたグループトランスファー重合を適用 日本触媒と理研
日本触媒は2020年10月5日、理化学研究所と共同で、バイオマス由来の難重合性モノマーを効率的に高分子量化できる重合システムを開発したと発表した。 バイオマス資源からは、不飽和炭素-炭素二重結合を有する脂肪族化合物…詳細を見る -
新しいn型半導体の高分子材料を用いた高性能な熱電変換材料を開発――環境発電技術に貢献すると期待 理研
理化学研究所(理研)創発物性科学研究センター創発分子機能研究チームのワン・ヤン訪問研究員と瀧宮和男氏チームリーダーの研究チームは2020年6月22日、独自の高分子半導体材料を用いて高性能な熱電変換材料を開発したと発表した…詳細を見る -
炭素二原子分子の常温常圧での化学合成に成功、実験化学者と理論化学者の論争に終止符
東京大学は2020年5月1日、信州大学と理化学研究所と共同で、室温における炭素二原子分子(C2)の化学合成に成功したと発表した。実験化学者と理論化学者間で論争となっていたC2の化学結合について、電荷シフト結合を含む4つの…詳細を見る