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ミミズの筋肉を用いた生体組織バルブを開発――電気刺激不要、化学刺激のみで動作 理研と東京電機大
理化学研究所は2019年7月8日、東京電機大学と共同で、ミミズの筋肉組織を用いて化学刺激だけで動作する小型の弁(バルブ)を開発したと発表した。 体内埋込み型装置や環境発電などの分野においては、特に小型化に加えて、外…詳細を見る -
トポロジカル絶縁体の超電導界面で超伝導電流の整流効果を観測――磁場で制御可能な超伝導電流ダイオードへの応用に期待 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月21日、トポロジカル絶縁体の超伝導界面において、超伝導電流の整流効果を観測したと発表した。 今回の研究成果は、安田憲司客員研究員(マサチューセッツ工科大学博士研究員)、十倉好紀グ…詳細を見る -
スピン流が機械的な力を生み出すことを実証――ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法 原子力機構や東北大ら
日本原子力研究開発機構は2019年6月13日、東北大学や理化学研究所(理研)、東京大学らとの研究グループが、マイクロメートルスケールの磁性絶縁片持ち梁(カンチレバー)を作製し、そこに磁気の流れである「スピン流」を注入する…詳細を見る -
バイオフィルムの有無を空気噴流のみで確認可能な新技術――従来必要だった前処理が不要に 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月11日、空気噴流によって「水とのなじみやすさ(親水性)」を評価することで、流し台などの水と接する物体の表面に発生する"ヌメリ”、つまりバイオフィルムの有無を簡便に評価する手法を開発した…詳細を見る -
有機太陽電池の駆動に必要な電子エネルギー差を解明――高効率化に向けた新しい材料開発に指針 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年6月7日、千葉大学との国際共同研究グループが、有機太陽電池における効率的な光電流生成に必要な、有機半導体の電子エネルギー差を明らかにしたと発表した。同研究成果は、有機太陽電池の発電メカニズ…詳細を見る -
新しいX線計測手法で超高強度レーザーによる固体の等積加熱のメカニズムを解明 大阪大学など
大阪大学は2019年5月13日、ネバダ大学(米国)、理研Spring-8、欧州XFEL(ドイツ)、イエナ大学(ドイツ)、カリフォルニア大学(米国)、ローレンスリバモア国立研究所(米国)との国際共同研究チームが、超高強度レ…詳細を見る -
1つの試料で超伝導の発現条件を明らかに――強相関物質を用いた有機トランジスタで、電子の「数」と「動きやすさ」を同時に制御 理研など
理化学研究所は2019年5月11日、強相関物質を用いて柔軟な有機トランジスタを作製し、1つの試料で電子の数と動きやすさを同時に制御することで、超伝導の発現条件を明らかにしたと発表した。同研究は、自然科学研究機構分子科学研…詳細を見る -
超流動ヘリウム中の微粒子の特異な動き、目に見えない量子渦が原因であることが明らかに 大阪市立大と理研
大阪市立大学と理化学研究所は2019年5月8日、超流動ヘリウム中の微粒子の不可解な運動が、直接見ることのできない量子渦の動きに起因していることを明らかにしたと発表した。 極低温の液体ヘリウムは、量子力学的効果が強く…詳細を見る -
シルクに接着性を付与する方法を発見――環境負荷の少ない簡便なプロセスで 理化学研究所
理化学研究所は2019年3月11日、クモ糸やカイコの繭糸の主成分であるシルクタンパク質を酵素処理することで、高い接着性を示すことを発見したと発表した。 濡れた岩場などにも、その足糸(そくし)を使って強力に張り付くこ…詳細を見る -
テラヘルツ量子カスケードレーザー、非平衡グリーン関数法で高出力化に成功
理化学研究所(理研)は2019年2月15日、光量子工学研究センターのテラヘルツ量子素子研究チームが、非平衡グリーン関数法に基づく第一原理計算を用いることで、テラヘルツ量子カスケードレーザーの高出力化と高温動作性能の向上に…詳細を見る