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バイオフィルムの有無を空気噴流のみで確認可能な新技術――従来必要だった前処理が不要に 理研
理化学研究所(理研)は2019年6月11日、空気噴流によって「水とのなじみやすさ(親水性)」を評価することで、流し台などの水と接する物体の表面に発生する"ヌメリ”、つまりバイオフィルムの有無を簡便に評価する手法を開発した…詳細を見る -
有機太陽電池の駆動に必要な電子エネルギー差を解明――高効率化に向けた新しい材料開発に指針 理研ら
理化学研究所(理研)は2019年6月7日、千葉大学との国際共同研究グループが、有機太陽電池における効率的な光電流生成に必要な、有機半導体の電子エネルギー差を明らかにしたと発表した。同研究成果は、有機太陽電池の発電メカニズ…詳細を見る -
有機ELの新たな発光機構を発見――三重項励起子を低電圧で選択的に形成 理研と東大ら
理化学研究所(理研)は2019年6月6日、東京大学らとの国際共同研究グループが有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスにおいて重要な役割を担う三重項励起子を低電圧で選択的に形成する新たな機構を発見したと発表した。…詳細を見る -
超流動ヘリウム中の微粒子の特異な動き、目に見えない量子渦が原因であることが明らかに 大阪市立大と理研
大阪市立大学と理化学研究所は2019年5月8日、超流動ヘリウム中の微粒子の不可解な運動が、直接見ることのできない量子渦の動きに起因していることを明らかにしたと発表した。 極低温の液体ヘリウムは、量子力学的効果が強く…詳細を見る -
シルクに接着性を付与する方法を発見――環境負荷の少ない簡便なプロセスで 理化学研究所
理化学研究所は2019年3月11日、クモ糸やカイコの繭糸の主成分であるシルクタンパク質を酵素処理することで、高い接着性を示すことを発見したと発表した。 濡れた岩場などにも、その足糸(そくし)を使って強力に張り付くこ…詳細を見る -
テラヘルツ量子カスケードレーザー、非平衡グリーン関数法で高出力化に成功
理化学研究所(理研)は2019年2月15日、光量子工学研究センターのテラヘルツ量子素子研究チームが、非平衡グリーン関数法に基づく第一原理計算を用いることで、テラヘルツ量子カスケードレーザーの高出力化と高温動作性能の向上に…詳細を見る -
電子相関が強い場合でも電子移動度が高いディラック半金属を発見――理研と東大
理化学研究所(理研)は2019年1月25日、東京大学と共同で、電子間に働くクーロン相互作用(電子相関)が極めて強い場合でも、電子の移動度が極めて高い「ディラック半金属」の状態が、ペロブスカイト型結晶構造を持つイリジウム酸…詳細を見る -
理研、1ナノメートルの電気二重層の状態を詳細に測定できるシステムを開発――電気化学デバイス等への応用に期待
理化学研究所(理研)は2018年11月12日、電気化学反応における固体/液体界面の電気二重層を真空中に取り出して精密に測定できる複合システムを開発したと発表した。 固体電極と電解質溶液の固体/液体界面で進む電気化学…詳細を見る -
原子力機構ら、角運動量の温度変化を観測できる汎用性の高い角運動量測定装置を開発――高速磁気デバイスの材料探索に貢献
日本原子力研究開発機構(原子力機構)と理化学研究所(理研)は2018年8月31日、磁気の原因となる電子の回転運動(角運動量)を観測する高速回転装置を開発したと発表した。 磁石の磁気は、内部の電子の自転や公転による角…詳細を見る -
理研ら、AIによる有機分子の設計と実験的検証に成功――機能性分子の開発が加速
理化学研究所(理研)と物質・材料研究機構(NIMS)は2018年8月24日、人工知能 (AI) を用いて、所望の特性を持つ合成可能な有機分子の設計に成功したと発表した。 古くから、望みの特性を持った有機分子を計算機…詳細を見る