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京大ら、白金の電界効果の微視的メカニズムを解明――超低消費電力磁気メモリ開発にも応用可能か
京都大学、東京大学、三重大学、電力中央研究所の研究グループは2018年4月3日、スピントロニクス材料として有用な白金(Pt)に電界を加えてその磁性を制御する実験を行い、Ptにおける電界効果のミクロなメカニズムを解明したと…詳細を見る -
光でスイッチオフする光センサータンパク質を発見――哺乳類以外の脊椎動物に広く存在 京大など
京都大学は2018年4月2日、立命館大学、岡山大学らと共同で光を受けてスイッチをオフするユニークな光センサータンパク質「Opn5L1」を発見したと発表した。 今回の研究は上記に加え、神戸薬科大学、京都府立医科大学、…詳細を見る -
屈折率を光で制御——京大、ハロゲン化金属ペロブスカイトの新しい光機能を解明
京都大学は2018年3月28日、同大学の田原弘量化学研究所助教らの研究グループが、ハロゲン化金属ペロブスカイトに光を照射することで大きく屈折率が変化することを発見したと発表した。この屈折率変化を利用してレーザー光の偏光を…詳細を見る -
積層セラミックコンデンサ材料の開発を助ける設計手法を開発――NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年3月27日、マテリアルズインフォマティクスを応用して、誘電率の高い常誘電体材料を理論計算から予測するシステムの開発に成功したと発表した。環境に優しい高誘電率材料の開発に役立ち、積…詳細を見る -
らせん状ナノグラフェン分子の合成に世界で初めて成功 京大と阪大
大阪大学は2018年3月19日、京都大学と共同で、らせん状ナノグラフェン分子の合成に世界で初めて成功したと発表した。 グラフェンは原子レベルの薄さのシート状の物質で、優れた電荷および熱伝導特性を持つ。その部分構造で…詳細を見る -
アンモニア水とアルコールから第一級アミンを効率的に合成する触媒系を開発――有害な副生成物を生まない合成法に期待
京都大学は2018年3月8日、同大学の研究グループが、アンモニア水とアルコールから合成化学的価値の高い第一級アミンを効率的に合成できる触媒系の開発に成功したと発表した。今回開発した触媒は、水溶媒中で行う有機合成反応の研究…詳細を見る -
TRIP鋼が高強度な理由を中性子回析測定により解明――車の衝突安全性向上や軽量化に期待
高エネルギー加速器研究機構は2018年2月26日、日本原子力研究開発機構、J-PARCセンター、兵庫県立大学、総合科学研究機構、京都大学が共同で、自動車などの構造部材などに用いられている「TRIP鋼」が高強度である理由を…詳細を見る -
取り込む分子に応じて蛍光が大きく変化――溶媒蒸気の識別が可能な新しい分子集合体材料を作成
筑波大学は2018年2月21日、東京工業大学、京都大学と独ハイデルベルク大学との共同研究で、π共役デンドリマーから形成する多孔性マイクロ結晶の作成に成功したと発表した。今後は新しい分子識別材料としての応用が期待できるほか…詳細を見る -
不均一なナノ組織を持つ合金の方が優れた力学特性――京大、高強度・高延性のハイ・エントロピー合金を作製
京都大学は2018年2月19日、不均一なナノ組織(ヘテロ・ナノ組織)を持つ高強度・高延性のハイ・エントロピー合金の作製に成功したと発表した。試験片で計測したところ、均一なナノ組織を持つ合金よりも優れた力学特性を示したとい…詳細を見る -
ナノ合金の結晶構造を自由に制御する手法を、京大、九大などが開発 革新的材料の創製に期待
京都大学、九州大学および高輝度光科学研究センター(JASRI)による研究グループは2018年2月6日、ナノ合金の画期的な構造制御法を開発したと発表した。金とルテニウムのナノ合金について、その合成方法を工夫し、同一組成でも…詳細を見る