タグ:京都大学
-
京大ら、電子液晶がもたらす不思議な金属状態を発見――高温超伝導など特異な電子状態を実現する新たな指針として期待
京都大学は2019年2月14日、東京大学と共同で、ある種の鉄系超伝導体において、液晶状態になろうとする「やわらかい電子」が、従来金属とは異なる不思議な金属(ストレンジメタル)状態を示すことを発見したと発表した。 今…詳細を見る -
赤外光をエネルギーや信号に変換できる無色透明な材料を開発――透明なセンサーや太陽電池、電子デバイスの開発に期待 京大など
京都大学は2019年2月13日、豊田工業大学、徳島大学、産業技術総合研究所(産総研)と共同で、赤外光を電気エネルギーや信号に変換できる無色透明な材料の開発に成功したと発表した。 [caption id="attac…詳細を見る -
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの正味最高熱効率50%超を「産産学学連携」で実現――燃焼、摩擦、ターボ過給、熱電変換の技術を統合
科学技術振興機構(JST)は2019年1月16日、トヨタ自動車、慶應義塾大学、京都大学、東京大学、早稲田大学による共同研究で、乗用車用のガソリンエンジンとディーゼルエンジンの両方で、正味最高熱効率50%を上回ることに成功…詳細を見る -
超ワイドバンドギャップを持つ酸化ガリウムの可能性――大電力高温用半導体への応用も
酸化ガリウムで次世代パワー半導体超えのバンドギャップへ アメリカのフロリダ大学および海軍研究所、韓国の高麗大学の共同研究チームが、超ワイドバンドギャップを持つ半導体、酸化ガリウム(Ga2O3)の将来的な可能性について、…詳細を見る -
従来比で最大7倍の蛍光強度を達成――京大ら、次世代の指向性白色光源の開発に成功
京都大学は2018年12月6日、スタンレー電気と共同して、次世代型の指向性白色光源開発に成功したと発表した。 現在普及している白色LEDは、青色LEDと青色を吸収して黄色に光る蛍光体の組み合わせからなり、吸収されな…詳細を見る -
自己修復する耐熱性の多孔性結晶を合成――弱く可逆的な結合を導入し致命的損傷を回避 東大など
東京大学は2018年9月21日、理化学研究所、名古屋大学、京都大学と共同で、優れた耐熱性と自己修復性を両立させた多孔性結晶の合成に成功したと発表した。 小さな細孔を持つ物質から成る多孔性材料は、空気清浄フィルターや…詳細を見る -
京大、再現性よく高い光電変換効率を示すペロブスカイト太陽電池の作製手法を確立
京都大学は2018年9月6日、同大学の研究グループが、溶液の塗布によるスズ系ペロブスカイト半導体膜の作製法の改良に取り組み、均一性が高く高品質な半導体膜を得られる独自の成膜法を開発したと発表した。これにより、再現性がよく…詳細を見る -
京大ら、新規半導体「コランダム構造酸化ガリウム」を用いて、ノーマリーオフ型MOSFETの動作実証に世界で初めて成功
京都大学は2018年8月9日、同大学の研究グループが京大発のベンチャー企業であるFLOSFIAと共同で、新規材料によるパワーデバイスとして、コランダム構造(α構造)の酸化ガリウム(Ga2O3)を用いた絶縁効果型トランジス…詳細を見る -
金属が半導体の特性を持つ――京都大学など、超薄膜の白金がトランジスタ特性を発揮することを発見
京都大学は2018年8月8日、同大学などによる研究グループが、金属である白金を極めて薄い膜(超薄膜)にすると、シリコンなどの半導体で実現されるトランジスタ特性(材料の抵抗を外部電圧で制御する特性)が現れることを発見したと…詳細を見る -
京大、ゲル状の多孔性材料を開発――ナノ空間を重合する新合成手法を提案
京都大学は2018年7月24日、微小なコロイド粒子やゼリーのように柔らかいゲル状の多孔性材料の開発に成功したと発表した。 [caption id="attachment_32263" align="aligncen…詳細を見る