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京大ら、80年にわたり探索が続けられてきた幻の粒子「マヨラナ粒子」の実証に成功――トポロジカル量子コンピューター実現に期待
京都大学、東京大学、東京工業大学らの共同研究グループは2018年7月12日、幻の粒子として素粒子物理学を中心に探索が続けられてきた「マヨラナ粒子」の実証に成功したと発表した。 物質を構成する陽子や電子はフェルミ粒子…詳細を見る -
極端な圧縮や曲げに対する柔軟性が高いエアロゲル作製に成功――油吸収材、ひずみセンサーなど幅広い応用へ期待
京都大学は2018年7月5日、同大学の研究グループが、圧縮や曲げの大変形に対する柔軟性が高いエアロゲルを作製することに成功したと発表した。高性能な断熱材として利用できるほか、疎水性を利用した油吸収材、ひずみセンサーなど幅…詳細を見る -
星光PMCが開発したCNF複合材料「STARCEL」が最新ランニングシューズに採用
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年6月1日、NEDOプロジェクトの成果をもとに開発されたセルロースナノファイバー(CNF)複合材料「STARCEL」が最新ランニングシューズに採用されたと発表した。…詳細を見る -
理研ら、新粒子「ダイオメガ」の存在をスパコン「京」と数理で予言――重陽子の発見以来、約1世紀ぶりの新発見に期待
理化学研究所、京都大学、大阪大学らの共同研究グループは2018年5月24日、スーパーコンピューター「京」を用いて、新粒子「ダイオメガ(ΩΩ)」の存在を理論的に予言した。同研究成果は、素粒子のクォークがどのように組み合わさ…詳細を見る -
JSTら、「弱い」量子コンピューターの古典コンピューターに対する優位性を証明
科学技術振興機構(JST)は2018年5月18日、京都大学、東京大学、名古屋大学、NTTと共同で、1量子ビットしか使えないような「弱い」量子コンピューターでも、ある場面では古典コンピューターより高速であることを理論的に証…詳細を見る -
月に大量の水資源が存在か――生成に水が必要な鉱物「モガナイト」を月隕石から発見 東北大など
東北大学は2018年5月7日、海洋研究開発機構、神戸大学などと共同で、生成に水が不可欠な鉱物「モガナイト」を月隕石から発見したと発表した。月の地下に水資源が存在する可能性を示唆しているという。 月は従来、水に乏しい…詳細を見る -
電子のスピン機能により、半導体デバイスの廃熱を電気信号として再利用することに成功 京大など
京都大学は2018年5月7日、TDKならびに大阪大学と共同で、電子のスピン機能を用いて、シリコン半導体デバイスで発生する廃熱を電気信号として再利用することに、世界で初めて成功したと発表した。 CMOSトランジスタの…詳細を見る -
ガスを吸って形状を記憶する柔らかい多孔質結晶を開発――新素材への応用に期待 京大
京都大学は2018年5月2日、同大学の研究グループが、アイルランドおよび米国の研究グループと共同で、二酸化炭素や一酸化炭素を吸収して形を変え、さらにその形状を記憶する柔らかい多孔質結晶の開発に成功したと発表した。さまざま…詳細を見る -
真空の謎に迫る精密実験始動――理研らがパイ中間子原子の大量生成に成功
理化学研究所(理研)は2018年4月13日、奈良女子大学や鳥取大学らと共同で、「パイ中間子原子」を、従来の数十倍の時間効率で大量生成することに成功したと発表した。パイ中間子原子の精密測定は、宇宙創生直後における「真空」の…詳細を見る -
情報量は宇宙トンネルの断面積――京大、ミクロな情報量を計算する新たな幾何学的公式を発見
京都大学は2018年4月11日、量子ビット(量子情報の基本単位)の「Entanglement of Purification」(純粋化量子もつれ)と呼ばれる情報量を計算する新しい幾何学的公式を発見したと発表した。公式は「…詳細を見る