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東大ら、超伝導ギャップの「ノード」の消失を発見――より高い温度での超伝導実現に期待
東京大学は2018年1月18日、同校の研究グループが京都大学と共同で、鉄系超伝導体FeSeの「超伝導ギャップ」の符号が反転する「ノード」の観測に成功したと発表した。その結果、FeSeの「電子ネマティック秩序」のドメイン境…詳細を見る -
東北大など、スピン流生成に伴う発熱量を決定する理論的手法を発見
東北大学は2018年1月16日、日本原子力研究開発機構、東京大学と共同で、電子のスピン流生成に伴って発生する試料の熱量を、スピン流雑音測定から決定する手法を発見したと発表した。 磁気の流れであるスピン流は、電荷の流…詳細を見る -
東大と筑波大、固体物質での相転移現象がコンピューター計算で理論的に予測できることを発見
東京大学と筑波大学の共同研究グループは2018年1月11日、固体物質での相転移現象がコンピューター計算で理論的に予測可能であることを見出したと発表した。 氷が水に、水が水蒸気になるように、物質がある相から異なる相に…詳細を見る -
東大など、3次元空中ディスプレイに応用可能な空中浮遊/移動するLED光源を開発
東京大学は2018年1月9日、慶應義塾大学と共同で、超音波集束ビームを用いた空中浮遊/移動が可能なLED光源を開発したと発表した。蛍のように光ることから、ゲンジボタルの学名より「Luciola(ルシオラ)」と名付けたとい…詳細を見る -
東大など、新しい解析法により約25億年前の遺伝子制御システム複雑化の仕組みを解明
理化学研究所、高エネルギー加速器研究機構(KEK)および東京大学による研究グループは2017年12月27日、約25億年前に古細菌から真核細胞が誕生した際の、転写開始システムの複雑化が起こった仕組みを明らかにしたと発表した…詳細を見る -
東大、多孔質中の迷路状の孔の中で進む相分離を新たなモデルで説明
東京大学は2017年12月25日、同大学生産技術研究所の研究グループが、多孔質中の迷路状に繋がりあった孔の中での相分離構造の形成を分析し、新たなモデルを構築することに成功したと発表した。石油の発掘など、多孔質構造を利用す…詳細を見る -
東大と理研、トポロジカル母物質に相当するトポロジカル半金属の薄膜作製に成功
東京大学と理化学研究所は2017年12月22日、トポロジカル母物質にあたるトポロジカル半金属Cd3As2で高品質薄膜を作製し、非散逸な量子伝導を観測したと発表した。 エネルギー損失のない電子の非散逸な伝導は、低消費…詳細を見る -
JSTなど、シリコン量子ドット構造で超高精度量子ビットを実現
科学技術振興機構は2017年12月19日、理化学研究所、東京大学らと共同で、シリコン量子ドットにおいて、高精度の量子演算が可能な電子スピン量子ビット素子を開発したと発表した。 量子コンピューターは次世代コンピュータ…詳細を見る -
JSTら、フレキシブルデバイスの性能向上に応用可能な分子配向膜の形成技術を開発
科学技術振興機構は2017年12月19日、東京大学、東京工業大学、大阪大学らと共同で、プラスチック基板上に自己組織化単分子膜のような数層からなる分子配向膜の形成手法を開発し、有機集積回路への応用に成功したと発表した。 …詳細を見る -
東大、割れても直る「自己修復ガラス」を開発
東京大学は2017年12月15日、割れても直る「自己修復ガラス」を開発したと発表した。 窓ガラスは割れると、加熱溶融しないかぎり、再利用ができない。一方、10年ほど前から、温和な条件下で何度でも繰り返し修復するゲル…詳細を見る