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東大、芳香環水素化反応のための新たな触媒による連続フロー合成法を開発――水素の貯蔵や運搬、医薬品合成などに貢献
東京大学は2018年8月29日、水素の貯蔵/輸送やファインケミカルズ(精密化学品)の製造に応用できる芳香環水素化反応のための新たな触媒を開発し、またその反応を効率的に行える連続フロー法を開発したと発表した。 ベンゼ…詳細を見る -
物質の質量起源を解明――ヒッグス粒子とボトムクォークの結合を初観測 東大、KEKなど
東京大学、高エネルギー加速器研究機構(KEK)などの研究グループは2018年8月28日、これまで実験的に観測が困難だった「ヒッグス粒子がボトムクォーク対へ崩壊した事象」を、5σ(99.9999%)以上の確度で観測したと発…詳細を見る -
絶縁体で発生する熱ホール効果を発見、そのメカニズムを解明 東大など
東京大学は2018年8月27日、北海道大学およびSungkyunkwan大学と共同で、絶縁体では観測されないはずの熱ホール効果を、絶縁体であるカゴメ反強磁性体で観測し、その発生メカニズムを解明したと発表した。 熱流…詳細を見る -
非単結晶光触媒で水素生成エネルギー変換効率12.5%を達成 NEDOなど
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は2018年8月27日、人工光合成化学プロセス技術研究組合および東京大学と共同で、非単結晶光触媒で水素生成エネルギー変換効率12.5%を達成したと発表した。NEDOによると、…詳細を見る -
室温で自己修復するイオンゲルを開発――フレキシブルデバイス材料への応用に期待 横浜国大と東大
横浜国立大学は2018年8月7日、東京大学との研究グループが、揮発しない液体であるイオン液体を溶媒とする「イオンゲル」に、室温での自己修復性を付与することに成功したと発表した。強度が高くイオン伝導性にも優れることから、I…詳細を見る -
東大、従来の5000倍の速さでガラスの微細加工が可能なレーザー加工技術を開発
東京大学は2018年8月6日、従来の5000倍の速さでガラスの微細加工ができるレーザー加工技術を開発したと発表した。 電子機器や光学機器の高性能化などのために、ガラス材料の微細加工を高速かつ精密に行える技術が求めら…詳細を見る -
東大、室温で巨大な磁気熱電効果を示す磁性金属を開発――無毒で低コストな発電への応用に期待
東京大学は2018年7月31日、理化学研究所などとの研究グループが、室温で巨大な磁気熱電効果「異常ネルンスト効果」を示す磁性金属Co2MnGaの開発に成功したと発表した。Co2MnGaは、これまでの最高値の10倍以上大き…詳細を見る -
東大と岡山大、光励起による超高速原子変位の直接観測に成功――光メモリーなどへの応用に期待
東京大学は2018年7月30日、岡山大学および独マックスプランク研究所と共同で、光照射直後に生じるこれまでにない超高速の原子変位の様子を、直接観測することに成功したと発表した。 通常、物質の原子間の結合は非常に強く…詳細を見る -
磁性半導体における、異常ホール効果値の磁化に比例しない振る舞いを発見 理研と東大
理化学研究所(理研)は2018年7月21日、東京大学と共同で、「磁性半導体」であるチタン酸ユーロピウム(EuTiO3)の高品質単結晶薄膜を作製し、通常は磁化に比例する異常ホール効果の値が、磁化に伴ってさまざまな値をとるこ…詳細を見る -
世界で最も低ノイズの有機トランジスタ作製に成功 東大と産総研など
東京大学と産業技術総合研究所などによる研究グループは2018年7月18日、有機トランジスタのノイズの原因となるトラップ(半導体中の電荷が空間的/エネルギー的に捕獲されること)の密度を高感度で定量化する技術を開発し、ノイズ…詳細を見る