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安定性が大幅に向上――ペロブスカイト太陽電池向け新素材開発 東大
科学技術振興機構は2018年4月9日、東京大学の研究グループが、安定性を大幅に向上させたペロブスカイト太陽電池向け新素材を開発したと発表した。 ペロブスカイト太陽電池は、印刷で作製できるため製造コストの大幅削減が可…詳細を見る -
京大ら、白金の電界効果の微視的メカニズムを解明――超低消費電力磁気メモリ開発にも応用可能か
京都大学、東京大学、三重大学、電力中央研究所の研究グループは2018年4月3日、スピントロニクス材料として有用な白金(Pt)に電界を加えてその磁性を制御する実験を行い、Ptにおける電界効果のミクロなメカニズムを解明したと…詳細を見る -
「4℃で密度最大」「結晶化で体積膨張」――水はなぜ特異的なのか、東大が物理的な起源を解明
東京大学は2018年3月27日、正四面体構造を形成する傾向のあるさまざまな液体の中でも、水が極めて特異的である物理的な起源を解明したのに加えて、温度・圧力相図と特異性の関係も明らかにすることに成功したと発表した。 …詳細を見る -
ガラス形成のダイナミクスは液体の構造が決定――ガラス転移の長年の謎を東大が解明
東京大学は2018年3月16日、液体がガラスへ変化するときのダイナミクスが液体中の粒子配置(構造)によって決定されていることを解明したと発表した。 液体を冷やしていくと、冷却速度が充分遅ければ結晶に、充分速ければガ…詳細を見る -
東大、ペロブスカイト太陽電池の長寿命化に成功――リチウムイオン内包フラーレンを加えることで抗酸化
東京大学は2018年3月9日、中国・東北師範大学と共同で、10倍の耐久性を持つ長寿命のペロブスカイト太陽電池を開発したと発表した。 ペロブスカイト太陽電池は、20%近いエネルギー変換効率を示す上、塗布プロセスが可能…詳細を見る -
東大、トポロジカル超伝導を発見――幻の素粒子「マヨラナ粒子」の発見へ大きく前進
東京大学は2018年3月9日、高温超伝導体である鉄系超伝導体FeSe0.5Te0.5が、最表面ではトポロジカル超伝導であることを実験的に発見したと発表した。 トポロジカル超伝導体は、内部では超伝導、表面や端ではトポ…詳細を見る -
フレキシブルデバイスの基板に応用できるか。しなやかで放熱性も優れたゴム複合材料を開発――産総研・東大
産業技術総合研究所(産総研)は2018年3月6日、東京大学と共同で、柔軟性と高い熱伝導性とを併せ持ち、かつ壊れにくいエラストマー複合材料(コンポジット)を開発したと発表した。フレキシブルデバイス用の基板などへの応用が期待…詳細を見る -
東大、スピン波を利用した人工知能用情報処理チップデバイスを提案――超低消費電力高性能端末機器の実現へ
東京大学は2018年2月23日、スピン波を利用した多入出力情報処理チップデバイスを提案し、それを用いて物理リザバーコンピューティングを実現したと発表した。 IoT社会では、さまざまなモノからのデータを情報処理して活…詳細を見る -
東大と東北大、乱れが極めて少ない原子層厚さの 2 次元超伝導体を実現し、新規電子相を発見
東京大学と東北大学の研究グループは2018年2月22日、セラミック半導体の一種で、かつ2次元物質と呼ばれる層状窒化物・塩化窒化ジルコニウム(ZrNCl)と二流化モリブデン(MoS2)の表面に厚さ1~2ナノメートルで、乱れ…詳細を見る -
皮膚に直接貼り付けて使用できるスキンディスプレイを東大と大日本印刷が開発
科学技術振興機構(JST)は2018年2月18日、東京大学と大日本印刷が共同で、薄型で伸縮自在な皮膚に直接貼り付けて使用できる「スキンディスプレイ」の開発に成功したと発表した。 JSTによると、超高齢化社会を迎える…詳細を見る