カテゴリー:ニュース
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熱伝導率を制御する全固体電気化学熱トランジスタを作製 北海道大学
北海道大学電子科学研究所の太田裕道教授らの研究グループは2023年2月22日、熱の伝わり方を電気スイッチで切り替える全固体電気化学熱トランジスタを実現したと発表した。電気スイッチで熱の伝わり方を切り替える技術に向けた大き…詳細を見る -
高精度にアライメント計測ができる、半導体製造用ウエハー計測機を発売 キヤノン
キヤノンは2023年2月21日、高精度にウエハーのアライメント計測ができる半導体製造用のウエハー計測機「MS-001」を発売した。半導体露光装置内でのアライメント計測の負荷を減らし、半導体露光装置の生産性を上げることがで…詳細を見る -
固体から液体、再び固体へと状態変化する小型ロボット
中国の研究者などで構成された研究チームが、固体から液体へ、そして再び固体へと迅速かつ可逆的に状態変化する小型ロボットを開発した。学術誌『Matter』に2023年1月23日付で論文を掲載している。 研究チームは「m…詳細を見る -
水、CO2、風力で生み出す「eFuels」――ポルシェがパイロットプラントを開設
独Porscheとチリの事業会社Highly Innovative Fuels(HIF)は2022年12月20日、合成燃料「eFuels」の生産を開始したと発表した。パイロットプラント「Haru Oni」が同日、チリのプ…詳細を見る -
ファッションとサステナビリティを両立した、生分解性材料のサンダルが登場
ファッション業界は、石油・ガス業界に次いで2番目に環境汚染度が高く、年間12億トンの温室効果ガスを排出している。その原因の1つは、製造業者や小売業者が排出する、年間1300万トンの繊維廃棄物だ。 この現状に対して、…詳細を見る -
電磁波の遮断をオンオフできるファラデーケージの開発に成功
ファラデーケージとは、導体で囲んだかごや容器のことで、外部の電磁波を遮断する効果があり、電磁波に対するシールドや静電気の精密測定などの目的で用いられる。今回ドレクセル大学工学部が開発に成功したのは、この電磁波の遮断をオン…詳細を見る -
有機ケイ素化合物を効率よく合成できる触媒反応技術を開発――廃プラスチック資源化への応用に期待 東京都立大学
東京都立大学は2023年2月21日、同大学大学院 都市環境科学研究科の研究チームが、C–O(炭素―酸素)結合をC–Si(炭素―ケイ素)結合に効率的に変換し、有機ケイ素化合物を効率よく合成できる触媒反応技術を開発したと発表…詳細を見る -
100GHzの広帯域性能を有する小型の増幅器ICモジュールを開発――次世代光通信や6Gでの実験/計測器への応用に期待 NTT
日本電信電話(NTT)は2023年2月20日、100GHzの広帯域性能を有する小型の増幅器ICモジュールを開発したと発表した。 同社は今回、独自のインジウム・リン系ヘテロ結合バイポーラトランジスタ(InP HBT)…詳細を見る -
英ZeroAvia、水素燃料電池を搭載した航空機の初飛行に成功
航空機開発のスタートアップ企業であるイギリスのZeroAviaは2023年1月19日、水素燃料電池を動力とした航空機としては過去最大という、19人乗りの「ドルニエ228」を使った初飛行に成功した。 この実験用にセッ…詳細を見る -
液体の水と同じ密度の氷が発見される――液体の水に関する理解に大きな影響
ケンブリッジ大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究チームが、液体の水によく似た新しい種類の氷「中密度アモルファス氷」を発見した。同研究成果は、2023年2月2日、『Science』に掲載された。液体の水に関する既…詳細を見る