カテゴリー:技術ニュース
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SRAM代替を可能にする高速、高耐熱性、データ保持特性を持つスピン軌道トルク素子(SOT)を開発 東北大
東北大学は2019年12月9日、SRAMを代替可能な高耐熱性とデータ保持特性を持つ、高速書き換えスピン軌道トルク素子(SOT)の開発と動作実証に、世界で初めて成功したと発表した。 揮発性の半導体メモリーを用いる集積…詳細を見る -
アストンマーティンが初のラグジュアリーSUV「DBX」を発売――スポーツカーに匹敵する名門の走り
イギリスの高級車メーカーであるアストンマーティンが、その106年の歴史の中で初のSUVとなる「DBX」を発売した。 DBXは、SUVモデル専用に新設計したプラットフォームに、同社が長年のスポーツカー開発で培った接合…詳細を見る -
MIT、柔軟なボディのロボットを設計制御する手法を発表
米マサチューセッツ工科大学(MIT)コンピューター科学・人口知能研究所(CSAIL)の研究チームは、2019年11月22日、低次元で簡潔な手法で詳細な状態表現を学習するモデルを開発したと発表した。このモデルは、特定のタス…詳細を見る -
氷の上が滑りやすい理由、ついに判明か――100年以上の謎への挑戦
日本のスケート選手が氷上を軽快に滑る姿を見るのは実に心地よいものだが、氷の上が滑りやすい理由は、実はよく解っていない。 これは100年以上前から議論され続けている課題だ。よくある説明は、スケートのブレードが氷に高い…詳細を見る -
液滴を微細化して正確にコントロールする技術――より高精細な3Dプリンティングが可能に
プリンストン大学は、液体を噴射して正確なサイズの液滴を作成する方法を開発したと発表した。3Dプリンティングの精度向上につながる技術であり、素材である液滴を精密に制御して、3D空間内に配置することができる。この研究成果は、…詳細を見る -
米軍が資金提供するプロジェクトが5G技術を推進する可能性
アメリカ陸軍は、2019年11月21日、Carbonicsと南カリフォルニア大学が共同開発を進めていたカーボンナノチューブ技術が、無線周波数アプリケーションで初めて100GHzを超える速度を達成したと発表した。この研究論…詳細を見る -
応答速度の速い新たなフォトニック液晶技術を開発――次世代ディスプレイを可能に
ペンシルベニア州立大学、アメリカの空軍研究所、台湾の国立中山大学の共同研究チームが、次世代ディスプレイに適した応答速度の速い液晶技術を開発した。研究の成果は、科学誌『Nature Materials』に掲載されている。 …詳細を見る -
紙とポリ乳酸を複合した植物由来生分解性新素材「PAPLUS」を発表 カミーノ
カミーノは2019年12月5日、紙と植物由来生分解性樹脂(ポリ乳酸)を複合した低環境負荷の新素材「PAPLUS(パプラス)」を開発したと発表した。同製品は、牛乳パックや企業排出古紙とトウモロコシやサトウキビ由来のポリ乳酸…詳細を見る -
窒化ガリウム高電子移動度トランジスタの放熱効率を高めるダイヤモンド膜の形成に成功 富士通ら
富士通と富士通研究所は2019年12月5日、気象レーダーなどのパワーアンプ(増幅器)に使用されている窒化ガリウム(GaN)高電子移動度トランジスタ(HEMT)(以下、GaN HEMT)の表面に、放熱性の高いダイヤモンド膜…詳細を見る -
トイレの洗浄水の使用量を半減できる――水資源の持続可能性を高めるLESSコーティング技術
水洗トイレの洗浄水の使用量を大幅に削減する方法が開発された。この研究は、米ペンシルベニア州立大学が英クランフィールド大学と共同で行ったもので、成果は2019年11月18日に『Nature Sustainability』誌…詳細を見る