カテゴリー:技術ニュース
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準結晶の中に、無限に大きくすることが可能なハミルトン閉路を構築――炭素回収/貯蔵技術への応用も
英ブリストル大学の理論物理学者が率いる研究グループは、準結晶として知られる不規則構造の中に、無限に大きくできるハミルトン閉路を構築した。これは走査型トンネル顕微鏡(STM)の性能向上や、効率的な吸着材としての応用も期待で…詳細を見る -
データセンター向けの大型FC-BGA基板を開発 韓国のDaeduck Electronics
韓国の電子部品メーカーDaeduck Electronicsは2024年6月24日、AIサーバーおよびデータセンター向けの大型FC-BGA(Flip Chip Ball Grid Array)基板の開発に成功したと発表し…詳細を見る -
ペロブスカイト層から効率的に正孔を取り出す、テトラポッド型正孔回収単分子膜材料を開発 京都大学と九州大学
京都大学は2024年8月9日、同大学化学研究所の研究グループが九州大学と共同で、ペロブスカイト太陽電池において、ペロブスカイト層から効率的に正孔を取り出す、テトラポッド型正孔回収単分子膜材料(4PATTI-C3)を開発し…詳細を見る -
水素燃料航空の実現へ向けた燃料タンクを公表 チャルマース工科大学
スウェーデンのチャルマース工科大学は2024年7月11日、2045年までに半径1200km以内のほぼすべての空の旅が、水素燃料航空機で行われる可能性があると発表した。 水素を動力源とする航空では、短距離と中距離のフ…詳細を見る -
人工芝の温度上昇の問題を克服する地下貯水システムを開発
オランダ水循環研究所(KWR)は2024年7月9日、人工芝のフィールドに地下貯水と毛細管灌漑(かんがい)システムを配置した「冷却芝(cooling turf)」を開発し、従来の人工芝に比べて表面温度が大幅に低下したと発表…詳細を見る -
2基のタービンを持つ大規模風力発電プラットフォーム「OceanX」、中国で稼働を開始
中国の風力タービンメーカーであるMingyang Smart Energyは、世界最大の単一容量を持つ浮体式風力発電プラットフォーム「OceanX」を開発し、中国・広州で運用を開始したと発表した。この技術は、再生可能エネ…詳細を見る -
新聞印刷並みの速度で生産できる、高効率で安定した太陽電池を開発 香港城市大学
香港城市大学(CityUHK)は2024年7月8日、高効率な印刷が可能で、動作が安定したペロブスカイト太陽電池を開発したと発表した。材料科学のLee Shau Kee教授とAlex Jen Kwan-yue教授が率いた今…詳細を見る -
マイクロ波焼結法により、月面表土を使って「宇宙レンガ」を生産 韓国建設技術研究院
韓国建設技術研究院(KICT)は2024年7月10日、同研究院の研究チームが月に存在する資源を用いて建設資材を製造する技術を開発したと発表した。月面土壌の模擬材料を用い、加熱条件を最適化したマイクロ波焼結法により、月面基…詳細を見る -
アルミニウムナノワイヤーの大量森状成長手法を開発 名古屋大学
名古屋大学は2024年8月9日、薄膜内極細結晶粒を制御することによる金属原子の大量輸送の原理を発見し、原子拡散を利用したアルミニウムナノワイヤーの大量森状成長手法を開発したと発表した。イオンビーム照射という簡便な方法で、…詳細を見る -
ポリウレタンを選択的に分解する触媒を開発 東京大学
東京大学は2024年8月9日、水素分子を用いてウレタンを選択的に分解できる触媒を開発したと発表した。従来の水素化分解では汎用性が高いカルボニル基まで分解されていたが、この触媒を使えば、カルボニル基を保持したままホルムアミ…詳細を見る