カテゴリー:技術ニュース
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極低温下で効率的に熱を電圧に変換できる2Dデバイスを開発
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)と日本の物質・材料研究機構(NIMS)の研究チームが、宇宙空間よりも低い温度で効率的に熱を電圧に変換できる2Dデバイスを開発した。同技術は、極低温を必要とする量子コンピューティン…詳細を見る -
土壌からニッケルを吸収する高蓄積植物を開発
米Viridian Resourcesは、土壌からニッケルを吸収して葉と茎に濃縮する高蓄積植物(hyperaccumulating plants)を開発した。 この植物は、土壌からニッケルを吸収して葉や茎に蓄積する…詳細を見る -
強力なチタン合金を創出する手法を考案――強度と延性を両立
マサチューセッツ工科大学(MIT)は2024年7月2日、同大学の研究チームが特殊金属メーカーATI Specialty Materialsと共同で、結晶塑性に大きな制約のある稠密六方晶構造を持つチタン合金において、強度と…詳細を見る -
水深2150mに海底ケーブルを敷設して世界最深を達成 伊Prysmian
電力/通信ケーブル製造大手の伊Prysmianは2024年7月8日、500kVの高圧直流送電(HVDC)ケーブルを、水深2150mの海底で試験的に敷設することに成功したと発表した。この水深は業界の新記録で、敷設作業には最…詳細を見る -
インタラクティブな体積映像を描画できる「ボリュメトリックディスプレイシステム」を開発 宇都宮大学とJVCケンウッド
宇都宮大学は2024年7月29日、JVCケンウッドと共同で、インタラクティブな体積映像を描画できる「ボリュメトリックディスプレイシステム」を開発したと発表した。 ボリュメトリックディスプレイシステムは、画素を実世界…詳細を見る -
大型ガスエンジン実証設備での水素30%混焼の試運転に成功 川崎重工
川崎重工は2024年7月29日、水素混焼大型ガスエンジン実証設備(定格出力7.5MW)において、水素30%混焼の試運転に成功したと発表した。同社によると国内初となる。 同実証設備は、高圧水素ガストレーラーによる水素…詳細を見る -
100%生分解性の「大麦プラスチック」を開発
デンマーク・コペンハーゲン大学は2024年6月18日、同大学の研究者らが大麦のデンプンなどから、100%生分解性プラスチックを開発したと発表した。この新素材は、従来のプラスチックの数分の一の時間で分解される。環境汚染に歯…詳細を見る -
YouTuberが1990年代のF1エンジン音の再現方法を明かす
ドイツのYouTubeチャンネル「Maisteer」が、1990年代のF1エンジン音を再現し、その秘密を動画で解説している。 Maisteerが9年の歳月をかけて再現を試みたのは、V8気筒の排気音だ。V8気筒は、現…詳細を見る -
1基のジャイロトロンで5周波を発振 京都フュージョニアリングが世界初
京都大学発のスタートアップ、京都フュージョニアリングは2024年7月26日、量子科学技術研究開発機構(QST)と共同で、核融合炉の中核機器であるプラズマ加熱システム「ジャイロトロン」を使い、世界で初めて5つの周波数の電磁…詳細を見る -
ゴーグルやグラスなしでキャラクターが飛び出す、空中像表示システムを開発 NTT
日本電信電話(NTT)は2024年7月26日、VRゴーグルや3Dグラスを装着せずに、バーチャルキャラクターが鏡から飛び出したように見える技術を世界で初めて開発したと発表した。博物館などの文化施設や、イベントなどのエンター…詳細を見る