カテゴリー:技術ニュース
-
東レ、環動ポリマー構造を導入した新たな繊維強化プラスチックを開発――分子結合部がスライドして金属のように衝撃を吸収
東レは2018年3月22日、分子結合部がスライドする環動ポリマー構造を導入した、金属のような衝撃吸収性を有する繊維強化プラスチックを開発したと発表した。 自動車や家電などに広く用いられるポリマー材料は、強さと硬さを…詳細を見る -
阪大ら、パルス中性子ビームにより原子サイズでの未知の力を検証
大阪大学は2018年3月23日、九州大学、高エネルギー加速器研究機構、名古屋大学、インディアナ大学と共同で、大強度陽子加速器施設(J-PARC)のパルス中性子源を用いて、原子の大きさ程度の距離に働く未知の力の探索を行った…詳細を見る -
ロッキード・マーティン、米海軍駆逐艦搭載型レーザー兵器システムを開発中
ロッキード・マーティンは2018年3月1日、米海軍との間で2020年度までに艦載型レーザー兵器システム「HELIOS(High Energy Laser and Integrated Optical-dazzler wi…詳細を見る -
機械的な応力だけで化学反応を誘発する「メカノケミストリー」を実証
米国SLAC国立加速器研究所とスタンフォード大学の共同研究チームが、超高圧を発生できるダイヤモンドアンビルセル(DAC)と、等方的な圧縮を分子レベルで異方性ひずみに変換できる「分子アンビル」を用い、Cu-Sクラスターから…詳細を見る -
太陽光と光触媒によるCO2フリー水素製造法の鍵技術となるか――岡山大ら、カーボンナノチューブを有機色素で染めて使う新しい光触媒技術を開発
岡山大学は3月22日、同大学と山口大学の共同研究グループが、カーボンナノチューブの内部空間に色素分子を封じ込めることで、光照射下において色素増感水分解反応による水素製造が可能になることを世界で初めて確認したと発表した。 …詳細を見る -
危険な切断作業をロボット化――MIT、大工作業を補助するロボット「AutoSaw」を開発
MITのコンピュータ科学・人工知能研究所(CSAIL)の研究チームが、様々な木製家具をカスタマイズ設計・切断加工できるシステム「AutoSaw」を構築した。ロボット技術に人工知能を組み合わせることにより、危険を伴う切断作…詳細を見る -
心地よいキャンドルのような自然なゆらめき――世界初のゆらぎシンクロ型演出照明を大阪大学が開発
大阪大学は2018年3月20日、世界初のゆらぎシンクロ型演出照明を開発したと発表した。光のゆらぎとお互いの光が同期して自然に調和する技術を導入し、人工的な光でもキャンドルのような自然なゆらめきが得られるという。同大学産業…詳細を見る -
トヨタ、ガソリン&アルコールで走る世界初「フレックス燃料ハイブリッド車」の試作車を披露――総CO2排出量の削減に挑む
トヨタ自動車(トヨタ)は2018年3月19日(現地時間)、ガソリンに加えてエタノールなどのアルコールを燃料として走行するフレックス燃料車(FFV)に、世界で初めてハイブリッドシステムを搭載した試作車(ハイブリッドFFV)…詳細を見る -
ネコ用人工血液を開発――ペットの輸血液不足解消に貢献 中央大とJAXA
中央大学と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2018年3月20日、同大学の小松晃之教授の研究チームが、ネコ用人工血液の開発に成功したと発表した。JAXAは国際宇宙ステーション「きぼう」日本実験棟で行われているタンパク質結…詳細を見る -
最長1時間炎に耐える天然素材ベースの建材「Colchon Radicular」
断熱性と防音性に優れ、燃えにくい天然建材が南米チリで開発された。 スペイン語で根のマットレスを意味する「Colchon Radicular」と名付けられたこの素材は、穀物の種子から水耕栽培で作ることができるため、環…詳細を見る