カテゴリー:技術ニュース
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屈折率を光で制御——京大、ハロゲン化金属ペロブスカイトの新しい光機能を解明
京都大学は2018年3月28日、同大学の田原弘量化学研究所助教らの研究グループが、ハロゲン化金属ペロブスカイトに光を照射することで大きく屈折率が変化することを発見したと発表した。この屈折率変化を利用してレーザー光の偏光を…詳細を見る -
東レ、CFRPの新しい真空圧成形技術を開発――寸法精度向上と省エネを両立
東レは2018年3月28日、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の成形方法において、寸法精度の向上と省エネルギーを実現可能な新規成形技術を開発したと発表した。真空圧下において、金型表面のヒーターにより部材へ接触加熱を行う…詳細を見る -
IHI、石炭火力発電所向けのアンモニアと微粉炭の混焼技術実用化にめど CO2排出量低減に寄与
IHIは2018年3月28日、新燃料として期待されるアンモニアと、石炭火力発電の燃料である微粉炭を混合燃焼する実証試験を、相生工場内の大容量燃焼試験設備(投入熱量10MW)で2017年12月に実施し、熱量比率20%のアン…詳細を見る -
慶應大、有機分子で電子のスピンを制御――変換効率の向上が可能に
慶應義塾大学は2018年3月27日、金属をベースとしたスピントロニクス素子の機能を、有機分子により制御する新原理を明らかにしたと発表した。 スピントロニクス技術は電子の電気的性質(電荷)の流れである電流に加え、電子…詳細を見る -
積層セラミックコンデンサ材料の開発を助ける設計手法を開発――NIMSなど
物質・材料研究機構(NIMS)は2018年3月27日、マテリアルズインフォマティクスを応用して、誘電率の高い常誘電体材料を理論計算から予測するシステムの開発に成功したと発表した。環境に優しい高誘電率材料の開発に役立ち、積…詳細を見る -
「31年を経て証明に成功――連想記憶の機構の一端を説明する数理モデル、数学的手法を使った検証で正確だと明らかに
中部大学は2018年3月27日、30年以上前に同大学の津田一郎教授が提案した数理モデルが、ブラジルの数学者らによって数学で証明されたと発表した。 津田教授の数理モデルは、人が脳で連想記憶を行う機構の一端を説明したも…詳細を見る -
「4℃で密度最大」「結晶化で体積膨張」――水はなぜ特異的なのか、東大が物理的な起源を解明
東京大学は2018年3月27日、正四面体構造を形成する傾向のあるさまざまな液体の中でも、水が極めて特異的である物理的な起源を解明したのに加えて、温度・圧力相図と特異性の関係も明らかにすることに成功したと発表した。 …詳細を見る -
マイナス70度でも作動するリチウムイオン電池を開発
中国の復旦大学化学部のXiaoli Dong博士らの研究グループは、マイナス70℃の極低温でも動作するリチウムイオンバッテリーを開発した。酢酸エチルベースの電解質と有機ポリマーの電極によって実現したもので、研究成果は『J…詳細を見る -
地球に優しいバイオプラスチックとは?――阪大、ミニ講義を公開
大阪大学は2018年3月26日、「バイオプラスチック」に関するミニ講義を公開した。 環境負荷の少ないバイオプラスチックには、主に「生分解性プラスチック」と「バイオマスプラスチック」がある。 生分解性プラスチッ…詳細を見る -
ヒトの脳全体のシミュレーションをスパコンで可能にするアルゴリズムを開発 理研
理化学研究所(理研)は2018年3月26日、従来は難しかったヒトの脳全体の神経回路のシミュレーションを、次世代スーパーコンピューター(スパコン)で可能にするアルゴリズムを開発したと発表した。 脳を構成する神経細胞は…詳細を見る