カテゴリー:技術ニュース
-
二酸化炭素を消費して発電するナノシートを開発
オーストラリア・クイーンズランド大学は2024年4月18日、同大学の研究チームが、二酸化炭素(CO2)を吸収して発電するナノシートを試作し、ナノ発電機の概念実証に成功したと発表した。同技術は、温室効果ガスを消費できるカー…詳細を見る -
NASAの静音超音速航空機「X-59」、飛行承認に向けた最初の審査を完了
アメリカ航空宇宙局(NASA)が2024年5月15日、飛行準備審査委員会による静音超音速航空機「X-59」の審査完了を発表した。同委員会はNASAの専門家から成り、今回の審査は飛行承認過程における最初の重要なステップだ。…詳細を見る -
超音波で水出しコーヒーの抽出時間を24時間から3分に短縮
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学は2024年5月7日、超音波を使って、味を損なうことなくコールドブリュー(低温抽出)コーヒーを3分以内で作る方法を開発したと発表した。この研究についての論文は『Ultrasoni…詳細を見る -
再生可能エネルギーを貯蔵しながら二酸化炭素を回収する新しい電池――最大10時間の蓄電が可能
米エネルギー省(DOE)所管のオークリッジ国立研究所(ORNL)は、2024年5月15日、再生可能エネルギーを貯蔵しながら大気中の二酸化炭素(CO2)を回収する、電池技術を開発していると発表した。 CO2電池の研究…詳細を見る -
Li-S Energyの半固体リチウム硫黄バッテリー「GEN3」が、重要な安全性テストに合格
バッテリー技術を開発する豪Li-S Energyは、同社の半固体リチウム硫黄(Li-S)バッテリーセル「GEN3」が、厳しい条件の一つである「釘刺し試験」に合格したと発表した。 試験は、防爆試験室内でバッテリーセル…詳細を見る -
10分間で80%の急速充電――PolestarとStoreDot、超高速充電「XFC」によるEV充電に成功
スウェーデンのPolestarは2024年4月29日、イスラエルのStoreDotが有するXFC(Extreme Fast Charging:超高速充電)技術をはじめて自動車に実装し、Polestar 5のプロトタイプを…詳細を見る -
眼圧をモニタリングできるスマートコンタクトレンズのプロトタイプ――緑内障の早期発見が可能に
アメリカ化学会(ACS)の『ACS Applied Materials & Interfaces』で2024年4月23日、緑内障の早期発見に有効な、眼圧の変化をモニタリングできる「スマート」コンタクトレンズのプロトタイプ…詳細を見る -
米Anduril、電子戦に対応するためのAI搭載Pulsarシリーズを発表
防衛テクノロジーのスタートアップ企業である米Andurilは2024年5月6日、小型/中型のドローンを含むさまざまな電子戦の脅威に対応できる、AIを搭載した電子戦システム「Pulsar」シリーズを発表した。 Pul…詳細を見る -
髪の毛の太さより薄い太陽電池セルで、ドローンの飛行時間を延長する
地球上でも宇宙空間でも、電力システムが独力で長時間稼働するには自律的なエネルギー供給が必要不可欠だ。遠隔地や予測不能な環境では、特に重要となる。この課題を解決するために、オーストリアのヨハネスケプラー大学(JKU)リンツ…詳細を見る -
低温温水から氷スラリーの連続製造に成功――「熱リサイクルパッケージ」を開発 八戸工業大学ら
八戸工業大学は2024年5月29日、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の委託事業「革新的プラスチック資源循環プロセス技術開発」により、東京電機大学、高砂熱学工業と共同で、温水から氷点下冷熱を製造する吸収冷凍機…詳細を見る