カテゴリー:技術ニュース
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350℃以上でも優れた特性――航空宇宙用途が可能な耐熱アルミニウム合金を開発
中国の天津大学は2024年5月8日、同大学の研究チームが耐熱温度を350~500℃にまで拡大できる、画期的な酸化物分散強化(ODS)アルミニウム(Al)合金を開発したと発表した。粉末冶金法により、Al合金マトリックスに5…詳細を見る -
受刑者向けのWebデザインプログラム「Brave Behind Bars」が、再犯率の低下に貢献
米マサチューセッツ工科大学(MIT)と米マサチューセッツ大学ローウェル校のチームが、複数の矯正施設に収監されている人々を対象とした、Webプログラミングのコース「Brave Behind Bars」を設計し運用した。 …詳細を見る -
AIを活用して非侵襲型ブレイン・コンピューター・インターフェースの性能を向上――思考するだけで対象物の精密な制御を可能に
米カーネギーメロン大学は、AIを活用して非侵襲型ブレイン・コンピューター・インターフェース(BCI)の性能を飛躍的に向上させることに成功したと発表した。AI技術を使用して人間の意図解読を改善し、動き続けている仮想オブジェ…詳細を見る -
希土類金属などを使ったチタンの効率的な製造法を開発 東京大学
東京大学生産技術研究所は2024年6月14日、希土類金属とそのフッ化物を用いて溶融したチタンから、酸素濃度の低いチタンを直接製造する技術を開発したと発表した。従来の製造方法のように、中間化合物を経由する必要がないため、生…詳細を見る -
ChatGPTの自然言語処理でドローンの編隊飛行をプログラムする「SwarmGPT」
独ミュンヘン工科大学(TUM)は2024年4月29日、Angela Schoellig教授の研究チームが、ChatGPTを使ってドローン群を音楽に合わせて飛行させることに成功したと発表した。これは、大規模言語モデル(LL…詳細を見る -
空気中から1日19リットルの水を抽出する多機能ウォーターサーバー「DrinkingWater」
米DrinkingMakerは、空気中から水を抽出するソーラー式の多機能ウォーターサーバー「DrinkingWater」を開発した。クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で2024年5月21日からクラウドファ…詳細を見る -
群れで自律飛行する、蜂を模した小型ロボット「BionicBee」が登場
電動アクチュエーターを製造する独Festoは、2024年4月21日、群れで自律飛行する蜂を模した小型ロボット「BionicBee」を発表した。これは、同社が2006年に設立した研究団体Bionic Learning Ne…詳細を見る -
環境に優しくさまざまな色の光を放射するマイクロビーズ型の発光材料を開発 NIMS
物質・材料研究機構(NIMS)の研究チームは2024年6月13日、クエン酸などを主原料とした、環境に優しいマイクロビーズ型の発光材料を発表した。低コスト、省エネルギーで合成でき、照らす光やビーズのサイズによってさまざまな…詳細を見る -
プリント基板材料の100%近くをリサイクル可能、ビトリマーで作製した「vPCB」
米ワシントン大学は2024年4月26日、従来の材料と同等の強度と電気的特性を持ち、材料の損失を最小限に抑えつつ繰り返しリサイクルできる「vPCB」(ビトリマー・プリント基板)を開発したと発表した。 同大学の研究者ら…詳細を見る -
バクテリアのナノワイヤーを利用して発電――タンパク質の湿度センサーを開発
オーストラリアのニューサウスウェールズ大学(UNSW)の研究チームは2024年4月29日、バクテリアが産生するタンパク質フィラメントであるナノワイヤーを利用し、空気中の水分から電気を発生させることに成功したと発表した。研…詳細を見る